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食品の安全や疾病の研究にも役立つ。マイクロバイオームってご存知?

  • 2021年1月28日
  • Gizmodo Japan

Image: Shutterstock

ぼくらはみんな(細胞レベルで)生きている。

腸活なるワードが流行し始めたのが2019年頃。腸内フローラ(腸内細菌)を整えることで健康を促進し、メンタルまでポジティブになっていこうという考えです。俳優の窪塚洋介さんもハマっているとか。

腸内フローラのような微生物集団はマイクロバイオーム(微生物叢:びせいぶつそう)と呼称されています。IBMのWebメディアMugendai(無限大)では、このマイクロバイオームの研究に触れています。

マイクロバイオームは皮膚や口の中にも存在する!

人と微生物の関係は、なにも腸内だけではありません。常在菌という言葉もあるように、皮膚や口腔、鼻腔、生殖器など、あらゆる場所で生態系が築かれています。ヒトの場合、常在菌がもっとも多く存在しているのは腸管内です。ちなみにフローラは叢(くさむら)を意味し、多くのものが集まっている様子を表しています。

マイクロバイオームは常在菌を含むウイルスや古細菌など、生きた微生物集団全般を指す用語で、近年ではゲノム解析によって研究が発達してきました。その成果の一つが、Mugendai(無限大)で取り上げられているマイクロバイオームによる年齢予測です。

年齢によってマイクロバイオームの量は異なる

IBM Researchとカリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームによる共同研究「AI for Human Microbiome」によると、マイクロバイオームから年齢の予測ができることが判明。皮膚のマイクロバイオームはもっとも正確に年齢を測定でき、腸内のマイクロバイオームはもっとも予測が困難と、生息している場所によってマイクロバイオームによって違いがあることもわかりました。

この研究から若い人ほどマイクロバイオームが豊富で、加齢とともに減少することが判明。加齢による疾病の研究においてマイクロバイオームがひとつの指標になる可能性があるとし、若々しいマイクロバイオームを維持する方法もわかるかもしれません。若さを保つために微生物を意識するって、不思議な感覚ですね。

また、マイクロバイオームの研究が食品の安全に繋がるともいわれています。食品に含まれる細菌が摂取しても安全かどうかを効率よく判別できるシステムが開発されようとしているんだとか。 細菌の解析が僕らの食生活に影響を与える未来がやってくるかもしれません。

昨今はCOVID-19の影響で、ウイルスという言葉を見かけない日はありません。正しい知識を身につけるためにも、より詳細な内容をMugendai(無限大)からチェックしてみて下さい。

Source: Mugendai(無限大)

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