サイト内
ウェブ

AirPods Proよりも良い(断言)「Jabra Elite 85t」レビュー

  • 2020年12月2日
  • Gizmodo Japan

Photo: Caitlin McGarry/Gizmodo

Jabra(ジャブラ)もやっときた!

JabraのEliteラインアップは、Bluetoothイヤホンの購入選択肢として必ず出てくる定番プロダクトでしたが、昨今のイヤホン業界の競争激化により、多機能なイヤホンが低価格でどんどん登場し、Jabraのイヤホンには、アクティブノイズキャンセリング機能が搭載されていないことが残念ポイントとして目立つようになっていたところでした。そこに満を持して、アクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載した「Jabra Elite 85t」(税込29,480円、USでは230ドル)が登場です。

米ギズモードのCaitlin McGarryによる、数週間使用した製品レビューをお届けします。ノイズキャンセリング機能とバッテリー持続時間が他のイヤホンと比較して突出していたようです。

ANC搭載の優れたワイヤレスイヤホンといえば、AppleのAir Pods Pro(税込30,580円)や、BoseのQuietComfort(税込33,000円)があり、どちらも「間違いない」選択肢でした。そこに登場したElite 85t(税込29,480円)は、価格からしても、今購入できるワイヤレスANCイヤホンの中でも一番お値打ちで、オールラウンドな製品と言えると思います。(日本だとそこまで価格差ないですが…)

Jabra Elite 85t

これはなに?:Jabra初のアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したBluetoothワイヤレスイヤホン

価格:税込29,480円(アメリカでは230ドル)

良いところ:しっかりしたANC性能:外音取り込み機能「HearThrough」の音は、とっても自然で、段階的に調整できます。また、複数デバイスに同時接続可能です。

残念なところ:新しいデザインのため、Elite 75tのようにフィットしないところ。

「Elite 75t」のドライバーは6mmでしたが、「Elite 85t」は12mmになり、各イヤホンの外側に2つ、内側に1つで合計3つのマイクを搭載しています。このうちの1つはノイズキャンセル(ANC)、残りの2つは通話品質を向上させるためのものです。(通話品質については後述します)

ANC機能はめちゃくちゃ良いですね。庭師が芝刈りをしている屋外へ散歩に出かけてみましたが、芝刈り機の音はわずかに聞こえるものの、聞いていたPodcastの音声を妨げることはありませんでした。外音取り込み機能「HearThrough」は、本当に自然に聞こえます。左のイヤホンのボタンを押す、またはJabraの「Sound+」アプリから、ANCとHearThroughモードを切り替えることができます。屋外をランニングする時、車や歩行者をかわすためにこのHearThroughモードをオンにしていましたが、まるで耳に何も入っていないような感覚でした。

ノイズキャンセリングモードでも外音を完全に遮断したくないときは、「Sound+」アプリで、ANCのレベルを調節することができます。Jabraのアプリは、これまで利用してきたワイヤレスイヤホンのアプリの中でも最高レベルで、自分の好みに合わせてオーディオの設定を細かくコントロールすることができます。

ヒアリングテストをしながらイコライザーの設定をカスタマイズできますし、6つのイコライザーのプリセット設定から、好みやシチュエーションに応じて選ぶこともできます。(個人的には)AirPodsの音質よりJabraの音質の方がもともと好みでしたが、今回の最新のElite 85tでも同じ感想でした。

より大きなドライバーになり、マイク数も増え、音質がさらによくなりました Photo: Caitlin McGarry/Gizmodo US

さらにJabraは、Elite 85tの登場と同時に、昨年のElite75tとElite Active 75t のファームウェアアップデートをリリースし、デジタルバージョンのANC機能が使えるようになりました。さっそく自分のElite Active 75tにアップデートをインストールしてみたところ、ANCの質は85tには至りませんが(テクニカルにはANCではないので)、それでもアップデート前よりノイズを遮断する効果が感じられました。が、外音取り込み機能が人工的な感じなところがあるのは少し残念でした。

通話性能に関しては、あらゆるワイヤレスイヤホンの中でも(Proではない)普通のAirPodsが、オープンなフィット感のおかげで自分の声が聞き取りやすいので、一番好きですね。

公園で歩きながら母親と電話したのですが、Elite 85tはあまり周囲の音をフィルタリングしてくれませんでした。私は周囲の音があまり聞こえていなかったにも関わらず、母親には私の周囲の音が聞こえていたようで、何度も母親から聞き返されました。

Elite 85tのフィット感については、パーフェクト!…とは言えません。昨年のElite 75tから変わり、セミオープン設計になって楕円形のイヤー ジェルを採用しています。さらにElite 75tから2mm以上突き出ていているのですが、この違いは顕著です。Elite 75tは、 これほど自分の耳にフィットするイヤホンは他にないんじゃかいかというほどでしたが、85tはそうではありませんでした。イヤージェルを交換して装着感をカスタマイズしたにも関わらず、ランニング中はイヤホンを何度も耳の中に戻す動作が必要でした。AirPods Proも同様に自分にはぴったりフィットしません。

イヤホンのフィット感は、本当に人それぞれなので、これはあくまでも個人の感想ではありますが、Elite 85tは、75tと同じ装着感だったらよかったのに、というのはありましたね…。

Elite 85t(左)とElite Active 75t(右)では、形状が大きく異なります Photo: Caitlin McGarry/Gizmodo US

AirPods ProとElite 85tのどちらにしようか決めかねているとしたら、他にもいくつか着目すべき機能があります。

ひとつは、Elite 85tは、複数のBluetoothデバイスと同時にペアリングできることです。AirPods Proは複数のアップルデバイスに接続できますが、JabraはあらゆるBluetoothデバイスに接続できます。私は現在、iPhoneとPeloton(自宅でできるエクササイズバイク)とペアリングしていますが、耳に装着してバイクに乗り始め、そしてスマホを取り出して、Podcastを再開することができます。ペアリングはとてもスムーズで、特別な設定は不要で、やることは耳にイヤホンを入れるだけです。

またバッテリー寿命に関しても素晴らしいと思います。Elite 85tを使い始めて3週間経ちますが、毎日のワークアウト、長電話、長めの散歩でPodcastを聴くなどしていますが、ケースの電池残量は50%ほどです。Jabraによれば、ANC をオンにした 1 回の充電でイヤホン単体で最長5.5時間、充電ケースを使用した場合は合計で最長25時間(ANCをオンにしない場合は31時間)です。

AirPods Proの場合、1回の充電で最大4.5時間、ケースで何度か充電しながらであれば、24 時間以上のバッテリー寿命となります。Elite 85tの充電ケースはワイヤレス充電には非対応ですが、USB-Cに対応しています。

充電ケースを使えば、3週間充電せずにもっています。 Photo: Caitlin McGarry/Gizmodo

フィット感はさておき、最大の欠点は、Elite 85tは耐汗性がないという点です。IPX4準拠の防水性能は備えているので、水しぶき等には耐えられますが、毎日汗でびちゃびちゃにするのはあまりよろしくなさそう(AirPods ProもIPX4準拠なので同様のことが言えますが)。しかし通常ならJabraは、毎年ベースモデルのEliteイヤホンを発売した数ヶ月月後にActiveモデルを発売しています。Elite Active 75tは、Elite 75tと同じ機能に加えて、IP57(防水防塵仕様)に準拠しています。今回の85tも同じパターンになることが予想できるので、もしスポーツ用途であれば、Elite Active 85tの発売を待った方がいいかもしれません。

完全なフィット感を追求しないのであれば、Elite 85tは、ANC搭載のBluetoothイヤホンの中で一番のお気に入りとなりました。Boseレベルのアクティブノイズキャンセリング、優れたオーディオ性能と、Jabraのアプリから柔軟にカスタマイズ可能なオーディオプロファイルの組み合わせで、このイヤホンはかなりレベルが高いです。

最後に AirPodsより若干お値段が安く、カスタマイズ性はより高いです。 調整可能なANCは素晴らしく、外音取り込み機能「HearThrough」は、とても自然に聞こえます。 ANCと外音取り込み機能を切り替えるためにイヤホンのボタンを押すだけなので簡単です。(AirPodsのように、イヤホンの茎みたいな部分を長押しするよりも簡単) 去年の75tのようなフィット感があればより良かったのですが、85tも快適に装着できます。 Jabra Elite 85t

29,480円

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
copyright 2021 (C) mediagene, Inc. All Rights Reserved.