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Apple Watch Series 3、安いからって買っちゃいけない理由

  • 2020年9月17日
  • Gizmodo Japan

Image: Apple

買うならApple Watch SEを!と。

今週のAppleイベントで新Apple Watchが発表されましたが、フラッグシップがApple Watch Series 6に代替わりした一方で、Apple Watch Series 3もひっそりと残ってます。しかもお値段1万9800円と、4万2800円のSeries 6に比べれば半額以下、2万9800円のApple Watch SEと比べても1万円安いです。でも! 安いからって買っちゃいけない、と米GizmodoのVictoria Song記者は声を大にして呼びかけてます。なぜ買っちゃいけないのか、理由を以下でお聞きください。

今年もまた9月になり、Appleイベントがやってきて、新しいApple Watchが今回は2モデル登場しました。Apple Watch Series 6(以下Series 6)と、Apple Watch SEです。でももうひとつ、今でも残ってるモデルがあります。そう、Apple Watch Series 3(以下Series 3)です。Series 3の200ドル(日本では1万9800円)という価格は魅力的だし、お値打ちでもありますが、それでもSeries 3は買っちゃダメ、と言いたくてここにやってきました。

Series 3を買うべきタイミングはもう終わってしまいました。今年の夏のはじめ、あっちこっちでセールをしていてAppleイベントもまだまだ先だった頃なら、Series 3を買う理由はまだあった…かもしれません。でもその頃から私は言ってたんですが、Series 3を買ってメリットがある人は、スマートウォッチ生活が自分に合ってるかどうかまったくわからないって人だけです。ガジェット好きな人は鼻で笑っちゃうのかもしれませんが、そういう人も本当にいるんです。そんな人だったら、ちゃんと使えるかどうかもわからないガジェットのために4万円、5万円も「捨て」なくたって、Series 3を買ってwatchOS 7にアップデートするだけで新しい機能もかなり使えるようになります。

でも今、Apple Watch SEもあるんです。本当に節約したいなら、Apple Watch SEこそお財布に優しいんです。

何年使えるか考えて

ってどういうことか、説明していきますね。まず価格ですが、Apple Watch SEは280ドル(日本価格2万9800円)、Series 3は200ドル(日本価格1万9800円)です。要は80ドル(日本だと1万円)の違いです。1万円はタダじゃありませんが、その浮いたお金が意味をなすのは本当に短期間だけです。長期的に「Apple Watchって使えるじゃん」と思うようになったら、Series 3を買ったことで、逆にお金がかかってしまうはずなんです。

というのは、watchOS 7のアップデート範囲を見ると、Series 3のひとつ前のApple Watch Series 2は対象外になってしまいました。良くも悪くも、古いApple Watchのハードウェアはちゃんと使える時期を過ぎようとしています。watchOS 8が、Apple S3チップ搭載のSeries 3にも対応するかどうかはまだなんともいえません。でもwatchOS 9がSeries 3に対応するとなったら、私は驚愕のあまりむせ返りそうです。

つまりSeries 3を今買っても、その寿命は長くて1年しか持ちません。つまり今1万円節約しても、1年後にはソフトウェアとかハードウェアにほだされて新しいのを買っちゃうはずです。この決断をもし今年の6月、7月、8月あたりにしてたなら、寿命は1年じゃなくて13カ月、14カ月、15カ月くらいにはなったことでしょう。でも仮にその1万円を節約しないでApple Watch SEを買ったとしたら、アップグレードを検討するまで少なくとも2年は持つと思われます。

または違う言い方をすると、1万9800円を12カ月で消化するとしたら、月々1650円です。でも2万9800円を24カ月で使うなら、月々1241.666…円です。つまりApple Watch SEのほうが、ある意味節約になるんです。

下取り価格も大事

しかもその後、アップグレードの時期がやってきます。たとえば来年、Series 7がすごいアップデートを遂げていてwatchOS 8も画期的だったとします。Appleには下取りシステムがあって、新製品を買うときは古いものを買い取ってくれるんですが、今から1年後、1年使ったSeries 3と1年使ったApple Watch SEだったら、SEのほうが高く引き取ってもらえることは容易に想像できます。またはSeries 7が想定程度のアップグレードで、Series 8まで買い替えを待つことになったら、2年後です。2022年、Series 3の下取り価格はさらに安くなりそうですが、Apple Watch SEのほうはまだある程度まとまった金額になるんじゃないでしょうか。なのでそういう意味でも、Series 3をセール価格で買えるとかじゃない限り、Apple Watch SEを買っとくほうが賢明です。

機能もApple Watch SEのほうが全然豊富

それにハードウェアの面でも、Apple Watch SEのほうが長く使えるはずです。Apple Watch SEはある意味フランケンシュタイン的で、シャーシやスクリーンはSeries 4なんですが、中身のチップやセンサーはSeries 5とSeries 6から持ってきてます。Apple Watch SEにはS5チップ(Series 5と同じ)搭載で、Series 3のS3チップより20%速いです。常時オンのディスプレイとかECG機能はないですが、転倒検知とかノイズレベルモニタリングといった機能は使えます。加速度計やジャイロスコープ、それからSeries 6と同じ常時オンの高度計も入ってます。なのでApple Watch SEはSeries 5より進んだ部品も入ってるわけです。

ってことは、血中酸素濃度とか常時オンディスプレイ、ECGといったものに興味がなければ、そしてベーシックよりもちょっとだけプラスアルファなものがほしいなら、Apple Watch SEはそれに応えて余りあります。400ドル(約4万2000円)のSamsung Galaxy Watch 3や295ドル(約3万1000円)のFossil Gen 5、330ドル(約3万5000円)のFitbit Senseといった他のメジャーなスマウォより安いのに、同じくらい高度な機能も一部ながら使えるんです。さらにもし下取りしてもらう古いApple Watchがあれば、230ドル(約2万4000円)のFitbit Versa 3と同じくらいの価格でApple Watch SEが買えます。

Apple Watch SEこそが買い

400ドル(日本価格4万2800円)のGPSオンリー版Series 6と比べると、Apple Watch SEは1万円以上安いです。200ドル以下のスマウォだと入ってないことも多い、GPSも内蔵です。Series 6のアップグレードがそんなに魅力に感じられないとか、スマウォの買い替えで4万円も出したくないとか、お子さん用スマウォを買いたいだけとかの人には、Apple Watch SEのほうがお財布に優しいです。同じように、Series 2以前のモデルからアップグレードする人で、スマウォに3万円以上かけたくない人に対しても、Apple Watch SEは悪くない選択肢です。またはSeries 3とかSeries 4を使っていて、ECGは不要、予算が気になるっていう人にとってもナイスなアップグレードになります。動作が速くなるだけじゃなく、もしSeries 7でアップグレードしようと思ったときに、下取り価格がApple Watch SEのほうが高くなるはずです。

これだけ読んでもどうしても絶対Series 3がいいんだ、Apple Watch SEなんかいやだという人は、しょうがないからセールとか中古品とかを使ってなるべく安く、140ドル(約1万5000円)以下で買ってください。でないと、それこそお金を捨てることになります。

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