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SpaceX、今までの2倍の高さまで飛べる宇宙旅行を計画

  • 2020年2月20日
  • Gizmodo Japan

ISSにドッキングするCrew Dragon Photo: NASA

宇宙のかなたへ。

イーロン・マスクの宇宙開発企業SpaceX(スペースX)と宇宙旅行会社のSpace Adventuresが、民間向け宇宙旅行の契約を結んだと発表しました。

Space Adventures社のEric Anderson会長によると、この宇宙旅行は従来の民間宇宙旅行の倍の高度まで乗客を送ることができるとのこと。

この宇宙旅行で使われるSpaceXのCrew Dragon宇宙船は、国際宇宙ステーション(ISS)への宇宙飛行士の往還のために設計・開発されている有人宇宙船です。

現在、NASAはこのルートにおいてロシアのソユーズ宇宙船を頼りにしています。NASAがSpaceXでの輸送で負担する額は1人あたり5500万ドル。ものすごい金額ですが、現在ロシアに支払っている8600万ドル/人よりはだいぶ安いとSpace.comは報じています。SpaceXの初の有人飛行は、今年の5月に予定されています。ちなみにライバルであるStarliner宇宙船を開発中のBoeing社は、同機の無人飛行試験の際に数々の問題に直面していました。

Space Adventures社は無重力体験やISSへの滞在など、各種宇宙飛行プログラムを販売しています。ソユーズロケットで打ち上げられた、過去の軌道宇宙旅行は1週間かそれ以上の期間で、費用は数千万ドル。そして同社は2021年に、ISSへの定員2人の宇宙旅行をロスコスモスと予定しています。AFPは、今回のSpaceXとの旅行はISSには行かないと報じています。

「この歴史的な宇宙飛行は、宇宙飛行を夢見るすべての人々のために可能となる道を築くもので、弊社はSpace Adventures社と働けてうれしい」とSpaceXの社長兼最高執行責任者であるGwynne Shotwell氏は、前述の声明文の中で語っています。

少なくとも、この金額を費やせる人たちにとっては楽しい旅行となりそうです。 今回の宇宙旅行の価格は公表されていませんが、フライトは5日間で数週間の訓練が必要となり、2021年末から2022年中盤にかけて開始予定とのこと。

どれほどの金額になるのか気になるところですが、宇宙飛行なら数千ドルする無重力体験のフライトや遅れをとっているVirgin Galactic社の1人あたり25万ドルなど…選択肢は他にもあります。唯一のデメリットと言えば、地球に戻らないといけないということでしょうか。

Source: Space Adventures, Space.com (1, 2), AFP, Zero G, cnbc,

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