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次世代の電気モニタリングアイテムがコレ! でも、僕らはなぜ電力を管理すべきなの?

  • 2019年12月10日
  • Gizmodo Japan

Photo: 小暮ひさのり

これは電力管理2.0へ向かうトリガー。

なんだけど、まず知らないといけないのが、なぜ僕らは電力を管理しないといけないの?ってところだと思います。

電力が見られたらなんとなく便利そうじゃん?って理由もあるけど、テーマはもっとお金に直結するところだったりします。キーになるのが余剰電力買取制度(固定価格買取制度)の終焉。

発電アーリーアダプターの10年目。固定価格の買取期間が終わり始める

今ではソーラーパネルで電気を作って売る!って普通で、ソーラーパネル付きの家もぽこじゃか増えてます。

この普及のきっかけとなったのが、2009年からスタートした余剰電力買取制度(2012年に固定価格買取制度と変更)。家庭のソーラーパネルで発電して余った電気を、固定価格で買い取ってもらえるというものです。

かつては国の住宅用ソーラー発電システムの普及を進めたいという意向もあり、制度が始まったばかり(2009年)の売電単価は48円/kWhという高値が設定されていました。でも、固定価格で買い取ってくれるの発電スタートから10年まで。

つまり、いよいよ今年(2019年)から、初期にソーラーパネルを導入した発電アーリーアダプターな家庭から順次、固定価格での期間が終了していくわけです。10年が過ぎた家庭では一気に売電単価が落ち込んでしまうわけですね。

どのくらいになるの?というと、だいたい8円〜12円/kWh程度みたいですね。

実に4分の1以下! というショッキングな価格…。実は僕の家もソーラーパネル載せています。築城時は2011年だったので売電単価は42円/kWhだったんだけど…。そうかぁ、あと2年で…そうかぁ…。と自分で調べてショックを受けています…。

やがて電気は家庭間でやり取りできる? 運用・管理法が変わる…かも?

Photo: 小暮ひさのり

売電価格が下がるとなると、安値を覚悟で売るという選択肢だけでなく、新たに蓄電池を導入して昼間貯めて自己消費する!っていう選択肢も出てきますよね。

これらに加えて、将来的には電力会社を介さず家庭間で余剰電力を売買する(P2Pの電力取引)仕組みも予想されているみたいなんです。

個人間で電気の売買ができて、ユーザー同士が管理できれば、発電する・貯める・シェアするといった、サイクルを効率よく回すことができて、エコな電力のやりとりができるんじゃないかなと期待されているわけですね。

つまり僕らは電気について、どのくらい必要なの?どのくらい使ってるの?もっと効率良く使えるんじゃないかな?と、自分で管理したり、知見を深めていく必要が出てくるかもしれないのです。

Photo: 小暮ひさのり

前置きが長くなりました。

こうした電気を知り、電気を管理するためのトリガーとなり得るのがコレです。家のエネルギー消費の値を可視化できる「Nature Remo E」。電気の使用量をモニタリングして最適化する、エネルギーマネジメントを司るアイテムです。

スマートメーターと連携してエネルギーをモニタリング

Photo: 小暮ひさのり こちらがスマートメーター

「Nature Remo E」はスマートメーターと「ECHONET Lite」対応機器・家電と連携できる端末。連携には、電力会社が発行するBルートサービスのID、パスワードの取得が必要になります。ただ、このフローは公式ページを見た感じかなり手順が多そうで、心なしか冒険の始まりに不安を抱いています。されど「Nature Remo E」本体はコンセントに刺すだけなので、設置工事は不要でどの家庭にも後付できるのです。

で、これがあると、P2Pで電気売れる!?

ってわけじゃないのでここは注意ね。P2Pでシェア云々ってのは今後やってくるかもしれない仕組みの話。現在「Nature Remo E」でできることは…

・太陽光発電や蓄電池の稼働状況をアプリからモニタリング

・蓄電池の運転モードを制御

・現在の家庭内の消費電力をアプリからチェック

・「ECHONET Lite」対応家電を制御

といった機能にとどまります。

ざっくりいうと、手軽に導入できるカジュアルHEMS(Home Energy Management System)端末って感じですかね。

Photo: 小暮ひさのり ソーラーパネルと蓄電池のエネルギー量を可視化

ちなみに、「ECHONET Lite」って結構前からある規格らしくって、僕の家だとエアコンが対応しているみたい。ワンチャン、ソーラーパネルと給湯器も対応している…かも? 自宅帰ったらマニュアルとにらめっこしようと思います。

もし対応OKなら、「Nature Remo E」を使ってスマホアプリで制御できたりモニタリングできるってわけですよ(それぞれネットワーク端末を導入しなきゃいけないけど…)。ひょっとして、家電の新たなコントロール手段のゲットですかこれ? なんだか、一気に世界が広がる可能性を感じています。ドラクエで船をゲットしたときみたい。

家電が「ECHONET Lite」は非対応でも、赤外線機器を操作できる「Neture Remo」との連携で家電操作可能

Image: Nature Remo

残念ながら「ECHONET Lite」に対応している家電が無い…。

となっても、だいじょ〜〜〜ぶ! 家電が赤外線のリモコンに対応していれば、同社の赤外線機器を操作できるIoTコントローラー「Nature Remo」との連携が便利になります。

Photo: 小暮ひさのり

たとえば、「Nature Remo」では外出先からスマホを操作してエアコンを遠隔でON。とかできるんですけど、果たしてそのコマンドが赤外線に乗って家電まで届いているのか? ってのを確認する手段が無かったんですよね。

たまたま「Nature Remo」の上に猫が!となるとエアコンまで赤外線は届きません。アプリでの「スイッチON」命令は空回りしてしまうわけですが、エアコンがついていないことをユーザーは知れないのです。

しかし、「Nature Remo」があればスマートメーターから現在の消費電力を取得できるので、消費電力の増減でエアコンのオン・オフが確認できるというわけ。

おそらく、現状90%くらいの人がカジュアルに恩恵受けられるのが、この消費電力ふえたじゃーん!の可視化ですね。本来なら、「この家電がこのくらいの電力を使っているよ」ってのが可視化できるといいんですけどね。

それでも、目に見えれば節電意識も高まります。こうして後付けでも消費電力が可視化できるのをさわりとして、電力の見える化によるメリットや、P2Pや蓄電池がデファクトスタンダードになっていくかもしれない電力の構造変化に、興味を持っていくのもいいんじゃないかなぁって。

「Neture Remo」は2モデルで先行予約がスタート

Image: Nature Remo E

この今後の電力の未来を予感させる「Neture Remo E」。スマートメーターと「ECHONET Lite」に対応したフル機能の「Neture Remo E」は2019年12月17日発売。今なら先行予約特別価格として5000円引きの2万4800円で予約できます。

また機能を絞った「Neture Remo E lite」も登場。こちらは「ECHONET Lite」には非対応ながらスマートメーターには対応していて消費電力のモニタリングや「Neture Remo」との連携ができます。こちらも先行予約特別価格として、2000円引きの1万2800円で予約できます。発売は2020年3月予定。

電力は今後どんな未来がくるのか? まだ確定はしていないけど、もしかしたら、電力を知り・管理して・販売するという、電力管理2.0スキルが僕らに求められる時代になるかもしれません。現状でも赤外線IoTリモコンの「Neture Remo」とセットで使えば、既存の家電もスマート家電化できるので、そちらも合わせてどうぞ。

後付けで楽しめるスマートホームの姿はこちらです。

Source: Nature Remo E

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