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今から10年後、土星の周りで地球外生命体が見つかる!? NASAのドラゴンフライ計画とは

  • 2024年11月10日
  • GetNavi web

宇宙でドローンを飛ばして、地球外生命体を探す。NASA(米航空宇宙局)がそんな計画を5年前に打ち立て、準備を進めているのをご存知ですか? ターゲットは、土星の周囲を回る衛星のタイタンです。

↑ドラゴンフライがタイタンに到着する10年後の予想図(画像提供/NASA/YouTube)

 

衛星とは惑星の周囲を回る小さな天体のこと。土星では現在確認されている限り146個の衛星があり、そのうち最も大きいのがタイタンです。タイタンには、地球と同じように窒素を主成分とする大気や有機物があり、なんらかの生きものが存在する可能性が高いと思われているのです。

 

そこで、NASAはタイタンにドローンを送り、ドローンを飛行させて地球外生命体の探索を行う計画を立てました。そのために開発が行われているのが、「ドラゴンフライ」と名付けられたドローン型探査機。8枚の回転翼がついた、重さ約450kgの大型ドローンです。

 

タイタンは重力が小さく、大気が濃くて風が弱いため、ドローンの飛行は比較的やりやすいとのこと。しかし、タイタンの表面温度はマイナス179℃と驚くほどの低さ。そんな条件下で、ドラゴンフライが飛行できるように開発が進められているのです。

 

このドラゴンフライミッションが発表されたのは2019年。2028年7月の打ち上げ予定まで4年足らず。順調に打ち上げられれば、ドラゴンフライは2034年にタイタンに到着するそうです。

 

およそ10年後には、タイタンの上空をドローンが飛行し、なんらかの地球外生命体を見つけることになるかもしれません。

 

【主な参考記事】

The Sun. SPACE INVADER Watch Nasa drone that will visit nearby moon in hunt for alien life in ‘unthinkable’ trip to ‘mysterious ocean world’. November 6 2024

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