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冷めたおかずが「できたて」に!? ウォーターオーブンヘルシオの「おいしさ復元」機能を体験してきた

  • 2022年9月29日
  • GetNavi web

水蒸気を加熱して300℃にも達する過熱水蒸気で調理するシャープのオーブンレンジ「ヘルシオ」。脂分と塩分を落としてヘルシーな調理ができると一世を風靡し、最近ではAIoT(※)対応により使う人の嗜好や食習慣を学習して最適なレシピを提案してくれるまでになっています。そんなヘルシオの最新モデル「AX-XA30」は、世相を反映した機能を搭載し、より食生活を豊かにするキッチンツールへと進化しました。体験会で目の当たりにしたその実力を、以下でレポートしていきます。

※AIoT……シャープの造語。IoT(モノがインターネットに接続して、相互に情報をやりとりすること)とAI(人工知能)を組み合わせたもの

↑ウォーターオーブン ヘルシオ AX-XA30。写真のカラーはバイブレーションシルバー。外形寸法は幅490×奥行430×高さ420mm、質量約23kg、総庫内容量30L(2段調理)、定格消費電力はレンジ1460W、オーブンおよびグリル1410W、掲載メニュー数(自動メニュー数)は256メニュー。実売価格は20万5700円(税込)

 

高止まりする中食ニーズに応える機能を搭載

シャープによると、2020年初春に発生したコロナ禍により巣ごもり需要が急拡大する中、在宅勤務が長期化することで食生活にも大きな変化が生まれました。すなわち、家で作る内食(うちしょく)だけでなく、スーパーマーケットやデパ地下などで惣菜を買って帰り家で食べる中食(なかしょく)が増加し、ニーズが高止まりしているというのです。

↑コロナ禍により外食が減り内食と中食が増え、この傾向は今年も続いている

 

さらに、冷凍食品の利用頻度も増加しています。これは、冷凍技術の発達で冷凍食材や冷凍料理の種類が増え、さらに美味しくなったことと、お取り寄せできる全国各地の名産品の種類が増えたことによるもの。

↑巣ごもり需要の拡大で冷凍食品の需要も増えている

 

そこで、9月15日に発売した「ウォーターオーブン ヘルシオ」の新モデル「AX-XA30」では、冷めたおかずや惣菜などをできたてのような食感に復元する「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」機能を搭載しました。

 

スーパーマーケットなどで買ってきた惣菜だけでなく、家族の食事のタイミングがずれたときも電子レンジを使って温め直すことは頻繁にあります。しかし、電子レンジで温め直した場合、水分や脂分が出てきてベチャッとしたり、あたため過ぎて肉が硬くなって美味しくなくなったりということはよくあります。また、コンベクションオーブンであたためると、表面はこんがり焼けても中は冷たいまま、ということはよくある話。できたての食感に戻すなんて、ほぼ不可能といってよいでしょう。

 

その点、「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」機能は、過熱水蒸気と水蒸気を使って温めるのですが、過熱水蒸気は高い熱量により表面を焼きながら食材の中心まで早く熱を通すという特性がある一方、食品に触れると水に変化して食材に適度な潤いを与えるという特性もあるため、できたてのような食感に復元することができるのです。

↑レンジあたために比べて、「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」は揚げ物ならサックリ、蒸し物ならしっとりとした出来たての食感を復元できる

 

↑「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」は、遅く帰ってきた家族の夕食の温めから、唐揚げやたい焼きなどテイクアウト食品の温めにも使える

 

↑食パンや惣菜パンも焼きたてのような食感を味わえる

 

「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」で温め直したものを試食!

もともと、揚げ物と蒸し物で同様の機能はあったのですが、従来はあたためメニューの下の階層にぶら下がっており、選ぶのにワンアクションが必要でした。その点、新製品では「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」のひとつとして独立させて使い勝手を改善するとともに、新たに焼き物とパンもワンタッチメニュー化して「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」に追加。焼き物はふっくらと柔らかい食感の中に香ばしさを維持し、パンモードでは生食パンのふんわりした食感を再現します。

↑火加減も時間もすべてオートで設定できる「まかせて調理」メニューの中に、「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」を独立メニューとして設置

 

↑「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」メニューの中に、「揚げたてさっくり」(揚げ物)、「焼きたてふっくら」(焼き物)、「蒸したてしっとり」(蒸し物)、「焼きたてパンふんわり」(パン)の4種の復元メニューを設置

 

↑ロールパン、フランスパン、クロワッサン、生食パンの4種類に最適な焼きたて復元設定を用意

 

実際に同モデルの「まかせて調理」で調理したばかりのものと、調理から数時間たったものを「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」で温め直したものを試食して比較しましたが、ポテト、焼き鮭、鶏の照焼きともにほぼ同じ食感。パサつきもベトつきもなく、できたてのように美味しかったです。

↑「まかせて調理」で調理したばかりのもの(右)と、調理から数時間たったものを「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」で温め直したもの(左)

 

↑中華まんをレンジで温めると通常は水分が飛んで重量が減ってしまうが、「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」なら逆に水分が増えて重量が増す。つまり、ふかふかの中華まんができ上がるというわけ ※写真は加熱後にラップしたもの

 

「食べごろ解凍」を使って短時間で美味しく解凍

このほか、冷凍食品を美味しく食べられるように、解凍機能も一新しました。従来、冷凍した刺し身や挽き肉を解凍する場合はレンジとスチームをかけあわせていましたが、食材の大きさや形によって加熱ムラができたり、火が通り過ぎて煮えてしまったりすることも。また、お取り寄せした冷凍食品はレンジ解凍ができないものが多く、解凍の手間が面倒でした。例えば、ローストビーフやケーキは冷蔵室で一晩かけてゆっくり解凍しなければならず、刺身はシンクで水を流しっぱなしにする流水解凍が基本。

 

その点、ヘルシオ新モデルでは、ネット上の「COCORO KITCHENレシピサービス」から専用メニューをダウンロードできる「食べごろ解凍」を用意しています。

 

こちらは短時間で庫内を蒸気で満たし、高密閉シールドで蒸気の充満状態をキープ。さらに庫内の蒸気をファンで循環させて食材にまんべんなく水蒸気を当てていきます。水蒸気が食品に触れて水に変化すると、表面で潜熱(せんねつ)という熱が発生し、この潜熱によって凍った食材を溶かすという仕組み。これにより、どんな形状の食材でもムラなく、加熱し過ぎることなく短時間で解凍できるといいます。

↑食べごろ解凍の仕組み。水蒸気の力でやさしく解凍する

 

↑冷蔵室で半日かかる冷凍ローストビーフの解凍は約30分で食べごろに。通常は10-15分ほど流水解凍の必要があるカツオのたたきは約20分で解凍できる。冷凍笹だんごや冷凍クリームパンも大幅に解凍の時間を短縮可能

 

↑「食べごろ解凍」では、食材に応じてダウンロードした専用メニューを使用。「COCORO KITCHEN レシピサービス」でメニューの種類は順次拡大していく予定

 

↑通常、生クリームはレンジ加熱不可だが、ヘルシオの「食べごろ解凍」なら冷凍カットケーキも解凍できる。丸鶏のような厚みのある食材も解凍可能

 

↑ローストビーフは中まで火が通ることなく、ちょうどよい具合に解凍できている

 

なお、「AX-XA30」はシルバーとレッドに加え、新色としてブラウンも用意しています。近年、ダーク系の落ち着いたデザインでキッチンを統一することが流行しており、そのニーズに応えるためだそう。

↑カラバリはバイブレーションブラウン(左)、バイブレーションレッド(右)とバイブレーションシルバー(写真は記事冒頭)を用意

 

昨今の円安や材料費の高騰により家電製品の価格は上昇傾向にあり、新型ヘルシオのスタート価格も前機種より1割ほど上がっています。ただ、劇的に変わった食生活にマッチする「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」「食べごろ解凍」機能は極めて魅力的に映りました。我が家もほぼ100%在宅ワークになったことで、1日3食すべてを手作りするのは手間がかかるため、惣菜や冷凍食品を使う機会が増加。でも、今使っているレンジで温めると、その美味しさが半減するんだよなぁ……。本当にヘルシオで作りたての味が蘇るなら、1日3食の喜びが変わってくるはず。これは実際に家で試してみたくなりますね。

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