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生ゴミを冷やしてニオイを防ぐ! 約5万円、17㎏のゴミ箱「CLEAN BOX」に実用性はあるのか?

  • 2022年7月26日
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猛暑というか酷暑が続いています。キッチンのガス台で調理をするだけでも地獄に等しいのに、この時期、悩まされるのが生ゴミのニオイ。しかも酷暑のせいか、いつもより早く悪臭が漂う気がします。生ゴミのみならず、プラスチックゴミですら、少しだけ残った食材から嫌なニオイがプーン……。しかも、その悪臭はやがてゴミ箱にも移ってしまうというのが辛いところ。そんな悩みを解決してくれる、画期的なゴミ箱が発売されました。中西金属工業が発売する「CLEAN BOX」(実売価格4万8180円・税込)です。一体どんな製品なのか? さっそくレビューします。

↑2022年7月発売予定のCLEAN BOX NCB1-B20-S。本体サイズは約W23cm×D44.3㎝(車軸含む)×H69cm、重さ約17.0kg、容量は20L。消費電力は73W

 

ゴミを冷やして、ニオイの元を絶つ

CLEAN BOXは−11℃まで庫内を冷やすことができるゴミ箱。別名を「一般家庭用腐敗防止機」といい、ゴミを冷やすことで雑菌の繁殖を抑制し、その結果ニオイをシャットアウトします。実はこのCLEAN BOX、2019年に「世界初の冷やすゴミ箱」 として台数限定で販売されており、当時のユーザーからも大好評だったそう。あれから3年。長年使用していたユーザーの声を反映し、ブラッシュアップを遂げて2022年7月に再発売したのが、今回のモデルというわけです。

↑フタの開閉は電動でなく、手動。フタは軽く、開け閉めはカンタンです。フタは別売でも用意されているので、壊れたときは交換すればOK

左右と背面を空ける必要があり、設置に悩む

CLEAN BOXを設置するにあたり、真っ先に気になったのは本体重量。本体だけで約17kgもあるので、一般的なゴミ箱とは比較にならないくらい重い……。その重量感のせいか、梱包を開けた直後の率直な感想は「ゴミ箱にしては迫力があるな……」というものでした。17kgという重量ゆえ「移動の際は必ず2人で持つように」と取扱説明書にも明記されています。ただ、本体には静かに滑らかに動くキャスターがついているので、最初に設置したあとは、引っ越しさえしなければ重さについて心配する必要はないでしょう。

↑手前は容量45L のゴミ箱。内部に冷却機構が入っていると考えれば、このくらい大きくなってしまうのは仕方がないところ

 

一番悩むのは、設置場所かもしれません。放熱のため左右と背面に各5cm以上の隙間を空ける必要があるので、通常のゴミ箱との置き換えが難しい場合があります。なお、フタの開け閉めには50cmのスペースを要しますが、底面に滑りのよいキャスターが付いているので、ラックの下などに入れても引き出して使えば問題なさそう。

↑いつものゴミ箱に置き換えてみました。スペースにははまったものの、残念ながら左右の5cmのスキマが取れず、設置を断念。冷蔵庫の雰囲気とマッチしている点は良かったのですが……

 

やっぱり全然ニオイがない!

それでは使っていきましょう。電源のオンオフは、コンセントの抜き挿しだけというシンプルな作り。ゴミ箱の中に直接ゴミを放り込むのではなく、内部にゴミ袋をセットして使用します。推奨ゴミ袋は、市販の手提げがついたもの。いわゆるスーパーやコンビニのレジ袋のような形状を選びましょう。

↑コンセントを挿すだけで電源ON。コンセントの長さは約1.5mでした

 

↑ゴミ袋の持ち手部分をはめ込むスリット付き。スリットは細かく刻まれているのでいろいろなサイズの袋が対応するでしょう

 

電源を入れて1時間、フタをパカリと開けると、庫内はキンキンに冷えていました。ゴミではなく自分が入りたいような涼しさになりましたがここはぐっとこらえ、いよいよゴミを投入。家族6人分の夕食が終わり、食べ残しも入ってほのかにニオイ始めた三角コーナーの生ゴミ、および排水溝のゴミを集めてCLEAN BOXに投入。フタは軽いながらもぴっちりと閉じて、ニオイが漏れる心配はなさそうです。

 

30分ほどで、様子が気になってフタを開けてみたところ……本当にクサくない! メーカーによる臭気測定では、常温と比較すると「ニオイを26000分の1に抑える」という結果が出ているそう。実際、以降の暑い日に使ってニオイが漂ってきたことは一切ありませんでした。ゴミ箱のフタを開閉するときのイヤ〜なニオイがしないだけでQOLが爆上がり。さらに、悪臭がなくなるイコール、ニオイにつられてやってくる虫たちを防げるのもありがたい限りです。

 

ちなみに、筆者は使い古しのジップ付きポリ袋に生ゴミを密閉し、普段はベランダのゴミ箱にまとめて収納しています。これが夏の日差しにさらされたゴミが庫内で発酵するのでしょう。開け閉めのたびに「ウッ」となるのですが、CLEAN BOXのおかげでこうしたニオイを嗅がずに済むのがうれしい! 生ゴミのほか、オムツやペットシートの使用済みのものを保管するのにもオススメとのこと。なるほど、確かに赤ちゃんがいるご家庭やペットがいるご家庭にも役立ちますね。

↑さすがに生ゴミは汚かったので、野菜クズを撮影用に凍らせてみました。チルド室よりは凍り、冷凍室ほどカチカチにならないという感じ。なお、内部の冷気が外側まで伝わって、周囲が冷えるということはありませんでした

 

気になる電気代は?

本機は24時間通電で使用しますが、モーター音はクーラーの駆動音より小さく、ほとんど気になりません。使い始めと熱いものを入れた場合には、若干モーター音が大きくなりますが、頑張って冷やしてくれている証拠ですね。とはいえ24時間ぶっ続けで冷やすとなると、気になるのは電気代。メーカーによると1日たったの9.2円。月に換算すると276円で、月に500円前後の電気代がかかることが多いというウォーターサーバーと比較すると割安です。また、悪臭が気になるシーズンだけ「CLEAN BOX」を使用するのももちろんアリ。

↑背面は放熱用のスリットがあります。フタを閉め忘れるとピーピーという警告音が鳴り、教えてくれました

 

普段のメンテナンスは、定期的に電源プラグを抜いて溶けた霜を柔らかい布でふき取るだけ。なお、通常のゴミ箱だとゴミ箱自体にニオイがついてしまい、定期的に丸洗いしたり、シーズンごとに買い替えたりする場合もありますが、そもそもニオイを出さないCLEAN BOXは本体にニオイが付いてしまう心配はなさそうです。

↑日々のメンテナンスも楽ちん。柔らかい布でふき取るだけでOK

 

ゴミ箱にしておくにはもったいないスタイリッシュなデザイン

このほか、使っていて感心したのが、ゴミ箱にしておくにはもったいないような(誉め言葉です)スタイリッシュなデザイン。品のある落ち着いたダークシルバーで、万が一、リビングに置かざるを得なくなった場合でもまったく違和感がありません。何も言われなければ、これがゴミ箱とは誰も気がつかないでしょう。そんなデザインの良さもあってか、ユーザーのなかには化粧品やカメラのフィルムの保管、夏場限定で部屋着のTシャツを冷やすといった使用方法を考えている人もいるとか。たしかに、カチカチには凍らない、ほどよく心地よいCLEAN BOXの「冷やし加減」ならば、アイデア次第でいろいろな使い方がありそうです。

 

とはいえ、ゴミ箱として開発された本機は、やはり生ゴミのニオイへの不満を解消してくれる点が画期的。本来、キッチンはどこよりも清潔でなくてはいけない場所なのに、ゴミ箱で雑菌が繁殖し、悪臭がたちこめていては安心して料理が作れません。フタを開閉するたびに感じる悪臭も、毎回のこととなるとうんざりですよね。CLEAN BOXは、そんなキッチンにまつわる悩みを解消する救世主となるはず。取り入れてみる価値は十分にありそうです。

↑リビングに置いたところ。普段リビングに置いているウォーターサーバーよりも、家具に色合いがマッチしています

 

↑取扱説明書にも注目。細かい点ですが、イラストで構成されていて非常にわかりやすかったです!

 

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