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佐久間宣行P「めちゃくちゃリスペクトされているから、みんな千鳥の前では本気を出す」Netflix「トークサバイバー!」好評配信中

  • 2022年3月15日
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スリル満点の本格ドラマに出演する芸人たちが、台本なしのシーンで面白トーク合戦を繰り広げ、敗者は即刻ドラマ降板となる、新感覚お笑いバラエティ「トークサバイバー!〜トークが面白いと生き残れるドラマ〜」が、現在Netflixにて配信中。この番組で、企画演出・プロデューサーを務めた佐久間宣行さんに、Netflixだからこそできた制作エピソードや、MC・参加者として出演している千鳥の魅力などについて伺いました。

 

佐久間宣行●さくま・のぶゆき…1975年11月23日生まれ。福島県出身。テレビプロデューサー、演出家、作家、ラジオパーソナリティ、YouTuber。2021年4月よりテレビ東京より独立し、フリーに。バラエティ『ゴッドタン』『あちこちオードリー』(ともにテレビ東京系)など多数手がけている。ラジオ『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)などに出演中。Twitter/Instagram/YouTube「佐久間宣行のNOBROCK TV」

 

「この人、こんなに面白かったんだ」と言ってもらえると嬉しい

 

──この番組の企画の成り立ちを教えてください。

 

佐久間 2021年の春、僕が独立してすぐのタイミングで、Netflixから「バラエティ番組を一緒にやりませんか?」というオファーをいただきました。それで7、8つの企画を提案したんですが、その中でも、ドラマの中にトークがあるという、一番チャレンジングな企画を選んでいただいた感じです。それで、僕の方から「千鳥と一緒にやりたい」と、彼らにオファーしたところから始まりました。千鳥の東京での初冠番組「NEO決戦バラエティ キングちゃん」(2016〜18年)からの信頼関係もありますし、彼らからも「佐久間が新しいお笑いをやるんなら、一緒にやるよ」という意志を感じました。

──そんな千鳥さんの魅力について、改めて教えてください。

 

佐久間 面白いというのは当然のことですが、不得意な現場がないんです。しかも、他の芸人からめちゃくちゃリスペクトされているから、みんな千鳥の前では本気を出すんですよ。しかも、千鳥が本気で取り組む現場だったら当然のこと。また、「何をやっても、ノブくんが面白くしてくれる」という信頼感もあって、みんな飛び込みだったり、捨て身だったり、いろんなかたちで自分の面白さを出そうとするんです。それに対するノブくんのツッコミも、どこかミーハーな素養があってスゴい。そんな大将になる器を持っていて、それが僕としてもありがたいんです。

──他の芸人さんのキャスティングについては?

 

佐久間 僕が面白いと思っている芸人さんですね。それは世の中にはまだ十分知られていないけど「実はもっと面白いんじゃないの?」と思っている人もキャスティングしました。あとは、人間性も含めて、信用しているけれど、一緒の船に乗って、酷い目に遭ってくれそうな人(笑)。キャスティングは今から8カ月ぐらい前で、パンサーの向井(慧)くんはラジオの帯番組が決まってなかったし、錦鯉の渡辺(隆)さんも『M-1グランプリ』を獲っていないんです。そういう意味でも、当時は周りから「え?」と言われるキャスティングだったわけで、この番組を見て「この人、こんなに面白かったんだ」と言ってもらえると嬉しいですね。

あくまでもマジメに、クオリティーの高いものをやるからこそ面白い

 

──ちなみに、ドラマパートの演出は「全裸監督」のほか、映画『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』なども手掛けている河合勇人監督が担当しています。

 

佐久間 河合監督には、最初にお会いした時に「マジでかっこいいと思う部分を増幅して、結果ダサいところまで行きたいんですが、どうですか?」というお話をしたんですが、「面白いですね」と言ってくださいました。コメディの感覚を分かっている監督さんでも、あまりにふざけてしまうと今回の企画が成立しないので、そこをしっかり理解してくださる監督さんだったので、結果的にお願いしてよかったと思います。

──お笑いとマジメなドラマの融合という意味では、「トークサバイバー!」は現在も担当されている「ゴッドタン」の人気企画「キス我慢選手権」の発展形といえるかもしれません。

 

佐久間 確かに、そうですね。これまでのお笑い番組で演じられるドラマって、パロディ要素が多かったと思うんですよ。それはそれで面白いんですが、僕は「キス我慢」や「芸人マジ歌選手権」をやってきたことで、「あくまでもマジメに、クオリティーの高いものをやるからこそ面白い」というお笑いがあることに気づかされたんです。そのぶん、ダサかったりもするんですけど(笑)、その要素のお笑いを突き詰めてみようかなと思っていました。あとは、千鳥が単独ライブで、大悟くんがマジなお芝居するなか、それをノブくんがツッコんでくるという「大悟魂」とコーナーがあるんです。つまり、この2つの要素をかけ合わせたら、僕にとって、とても理想的な構造になると思ったんです。

──「第1話」は学園ドラマから始まりますが、物語が進むにつれて、刑事ドラマに変わっていきます。

 

佐久間 それは当初からの狙いでした。みんなが集まって、トークをして面白くなるシチュエーションを考えた時に、学園ドラマのトーンで話すのも面白いけど、刑事ドラマのトーンで話すのも面白いなと。それなら、連ドラで急にジャンルを変えて、最後に合流したらワクワクするなと思ったんです。

みんな面白くて、すぐに判断して脱落させていくことが大変だった

 

──撮影・収録時のエピソードについて教えてください。

 

佐久間 撮影は2021年9月中旬から、約1カ月半かかりましたが、芸人さんが集合するトークブロックは4日間で一気に撮りました。映像表現にこだわりがあるNetflixなので、カメラのクオリティーが決まっていて、それは映画やドラマの現場で使う、いかついカメラなんですよ。それが十数台も並んでいるバラエティの現場なんて見たことないでしょうから、芸人さんはみんなビックリしたと思いますね(笑)。また、ドラマパートからトークするまでの移動に時間がかからないように、本格的なセットをいくつも建てたので、それにも驚いたと思います。

──佐久間さん自身が苦労された点は?

 

佐久間 トークが終わった芸人さんを、現場ですぐに判断して脱落させていくことが大変でした。みんな面白いんで。トーク中は、あとの編集を考えてカメラのスイッチングしながら、トークの一覧表を作りつつも、ABCといった評価を付けていたんです。それでトークブロックが終了すると同時に、それを並び替えて、現場にいたスタッフと地獄のような会議をして、落とす人をジャッジしました。15分ほどの間に。ただ、最後の「第8話」に残す人をジャッジする会議は、喧々諤々して30分ぐらいかかったと思います。

Netflixとの仕事はクリエイターファーストを感じました

 

──Netflixと初めて組んで感じたことは?

 

佐久間 地上波のTVだけでなく、ネット上にもバラエティやお笑いのコンテンツが増えているので、僕の中ではできるだけ違うものにしたいと思っていました。そのため、予算もかかるし、全8話あるから、芸人さんをかなり拘束しなければならない。それでも面白いものに繋がるならと、NetflixはOKしてくれたので、クリエイターファーストを感じました。逆にNetflixからアイデアをいただくこともあり、一緒に作らせてもらったという印象が強いです。ただ、世界配信するため、国や地域によっては差別に見える笑いに関しては、気をつけるようにしました。

──そんな佐久間さんが現場に必ず持っていくモノは?

 

佐久間 ちょっと話が違うかもしれないんですが、僕はアレルギー持ちなので、アレルギーの目薬や点鼻薬、喉スプレーなどを、ひとつにまとめて持ち歩いています。あとは、使いやすいボールペン。いろいろ使ったなか、お気に入りは三菱鉛筆の油性、ジェットストリーム。替え芯を含めて、常に持っていますね。ネタ帳みたいなものは持ち歩かず、基本的にはiMacと同期しているiPhoneのメモに入れています。あとは会議の要点に関しては、日記代わりにも使っているGoogleカレンダーに入れていますね。

 

──趣味として集めているモノやハマっているモノは?

 

佐久間 いちばんはマンガと本なんですが、それ以外だとコロナ禍になってから、息抜きとして料理をするようになったので、調味料を集めています。そのなかでも、お気に入りはスパイスカレー用のガラムマサラと4種類のスパイスを混ぜたシンプルパウダー。あとは、このスパイスを入れれば何でもおいしくなる、万能スパイスでもあるアウトドアスパイス「ほりにし」。あとは、家飲みが増えたこともあって、日本酒が薄くならないアイスキューブだったり、炭酸水を作るソーダストリームだったり、家飲みを楽しむためのグッズも増えたと思います。

 

 

Netflixコメディシリーズ「トークサバイバー!〜トークが面白いと生き残れるドラマ〜」
全世界独占配信中(全8話)

【「トークサバイバー!〜トークが面白いと生き残れるドラマ〜」よりシーン写真】

【「トークサバイバー!〜トークが面白いと生き残れるドラマ〜」よりメイキングシーン】

(STAFF&CAST)
企画演出・プロデューサー:佐久間宣行
監督:河合勇人
脚本:土屋亮一
エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一 (Netflix)
プロデューサー:碓氷容子、堀尾星矢
主題歌:サンボマスター「花束」(Getting Better / Victor Entertainment)

出演:千鳥 ノブ・大悟
劇団ひとり/飯尾和樹(ずん)/ケンドーコバヤシ/塚地武雅(ドランクドラゴン)/
板倉俊之(インパルス)/田中卓志(アンガールズ)/吉村崇(平成ノブシコブシ)/
とにかく明るい安村/狩野英孝/小宮浩信(三四郎)/峯岸みなみ/
岩井勇気(ハライチ)/向井慧(パンサー)/森田哲矢(さらば青春の光)/
ヒコロヒー/渡辺隆(錦鯉)/ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)/
イワクラ(蛙亭)/伊藤俊介(オズワルド)/サーヤ(ラランド)/
アンミカ/春日俊彰(オードリー)/近藤春菜(ハリセンボン)
滝沢カレン/佐藤栞里/トリンドル玲奈/
間宮祥太朗/森永悠希/髙橋ひかる/岡田浩暉/東出昌大

作品ページ:https://netflix.com/トークサバイバー

 

Netflix「トークサバイバー!」配信記念イベント 『アフター・トークサバイバー!〜Netflixバラエティ本気でやります supported by 佐久間宣行のオールナイトニッポン0』

3月26日(土)21:00よりNetflix Japan YouTubeチャンネルにて生配信決定
https://www.youtube.com/c/netflixjp

 

取材・文/くれい響

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