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「氷結」が変えた缶チューハイの歴史とは?20周年で進化した最新作もレポ

  • 2021年9月5日
  • GetNavi web

レモンサワーブームが根強い昨今、缶チューハイも様々な新作が登場して盛り上がっています。商品の栄枯盛衰も激しい中、ロングセラーのひとつが「キリン氷結」。2001年7月の誕生から今年で20周年ということで、その歩みを実飲レビューとともに紐解いていきます。

↑20周年を迎えた「キリン氷結」(350mlで156円)。今春、5年ぶりに大幅刷新したという進化も飲み比べてレポートします

 

「キリン氷結」の登場が斬新だったのは味だけじゃない

「キリン氷結」が誕⽣した2001年は、まだビールの新ジャンル(第3のビール)がなかった時代。かたや缶チューハイはどうだったかというと、いまほど商品数は多くなく、チューハイは居酒屋を中⼼に⼈気を伸ばしていました。

 

⽸チューハイが盛り上がっていなかった理由のひとつが、「クセがあって飲みにくい」「味が⼈⼯的」というイメージです。そこでキリンは当時の市場になかった、「果実のみずみずしい⾹味が豊かでスッキリ飲みやすい、新しいアルコール飲料」を⽬指したのです。

 

それを実現させるために採用したのが、果汁本来の⾹味を閉じ込める氷点凍結。搾った果汁を凍結することで雑味を抑え、果汁本来のみずみずしいおいしさを閉じ込める製法です。

↑オフィシャルサイトより

 

そして氷点凍結をいっそう生かすために考えられたのが、クリアウオッカの利用。それまでの主流は焼酎ベースでつくるチューハイでしたが、「キリン氷結」では雑味やクセを極限まで取り除いたクリアウオッカを利⽤することで、果汁本来の味が引き立ち、爽快でスッキリとした飲みやすさを実現させました。

↑どちらにも国内産ウオッカが使用されています。スペックも新旧ともに同じ

 

「キリン氷結」が世を驚かせたのは味だけではありませんでした。パッケージデザインです。⼤きな特徴は、開栓⾳とともに表⾯にダイヤ形式の凸凹が現れる「ダイヤカット⽸」。商品名からもイメージされる氷の冷たさを、このダイヤ形式の凹凸と、ブルー×シルバーの直線的デザインで体現しています。

 

その狙いは、調査内で女性の声として挙がっていた「⽸チューハイの購入を⼈に⾒られるのが恥ずかしい」を払拭するというもの。“出張帰りの⼥性が新幹線で飲んでも恥ずかしくないチューハイ”をテーマに、若い⼥性も買いたくなる現代的で爽やかなデザインが考案されました。

↑2019年に「ダイヤカット⽸」は⽴体商標として登録。容器の形状だけでブランドを認識できることが認められました

 

スッキリ飲みやすい味の新提案と、飲み手のすそ野を広げた画期的なデザイン。この価値創出により、発売後約10⽇で100万ケースを突破する⼤ヒットを記録。初年度の⽬標400万ケースを⼤きく突破する611万ケースを売り上げ、「キリン氷結」は缶チューハイを牽引する存在になったのです(ケースは250ml換算)。

 

味の様々な要素が全体的にひと回りアップ

昨年は過去最⾼売上を更新。しかもこの2021年1〜4⽉で歴代最⾼売上を更新し、さらなる成⻑を続けています。その中でより高みを目指しリニューアルされた「キリン氷結」、新旧を飲み比べて進化の度合いを明らかにします。

↑写真左がひとつ前のモデル、右が最新版

 

リニューアルのポイントとして着目したのは、持ち味である氷点凍結果汁。この果実感を向上させることで、搾りたての果実特有のみずみずしさと、スッキリした飲みやすいおいしさがいっそう豊かになったとのこと。

↑まずはこちらから

 

飲んでみると、旧作とはいえ抜群においしいです。ブライトな酸味と、心地よく広がるフレッシュな香り。甘みはほのかで、わざとらしい感じがありません。総じてすがすがしく、キリッした印象があります。

↑そして新作を飲んで違いを探ります

 

なるほど! 味の方向性は同じですが、レモンフレーバー、香り、コク深さ、爽快感などが全体的にひとまわりアップしています。香りの華やぎがあるのでファーストタッチのボリュームがあって、アフターの余韻もしっかりめ。それでいてしつこさはなく、キリッとした飲み口も良好。スペックは同じでも、5年ぶりの大幅進化を確かに感じられました。

 

飲みごたえもしっかりしているので、氷をたっぷり入れても味が薄まりづらいはず。これからの季節は、グラスごとキンキンに冷やして暑さを吹き飛ばしましょう。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

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