サイト内
ウェブ

欧州で大人気のモデル「ルノー」新型ルーテシアに迫る!

  • 2021年4月17日
  • GetNavi web

ベテラン自動車ライターの永福ランプとフリーエディターの安ドが、深いような浅いようなクルマ談義をする「クルマの神は細部に宿る。」。今回は、欧州で同クラス中、2020年に最も売れたモデルとなった、ルノーの新型ルーテシアを取り上げる!

※こちらは「GetNavi」 2021年4月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【PROFILE】

永福ランプ(清水草一)

日本中の貧乏フェラーリオーナーから絶大な人気を誇る大乗フェラーリ教の開祖。様々な自動車専門誌や一般誌、ウェブなどで、クルマを一刀両断しまくっている。2018年以降、ペンネームを「MJブロンディ」から「永福ランプ」へ変更している。

 

安ド

元GetNavi編集部員で、現在ではフリーエディター。永福ランプを慕い「殿」と呼んでいる。

 

【今月のGODカー】ルノー/ルーテシア

SPEC【インテンス】●全長×全幅×全高:4075×1725×1470mm ●車両重量:1200kg ●パワーユニット:1.3L直列4気筒ターボエンジン ●最高出力:131PS(96kW)/5000rpm ●最大トルク:240Nm(24.5kg-m)/1600rpm ●WLTCモード燃費:17.0km/L

236万9000円〜276万9000円

 

エンジンフィールが最高でゴルフより100万円安い

安ド「殿! フランス車も進歩しましたね! 新型ルーテシアには、衝突被害軽減ブレーキやACC(先行車追従型クルーズコントロール)が付いてました!」

 

永福「プジョー/シトロエンには2〜3年前から付いてたぞ」

 

安ド「そうでしたっけ?」

 

永福「しかし同じフランスのルノーは驚くべきことに、いままでADAS(先進運転支援システム)が何も付いてなかった。日本車なら、いまや軽でも付いててアタリマエなのに、だ」

 

安ド「僕は、フランス車はそういうハイテクが苦手なんだと思っていました!」

 

永福「苦手と言えば苦手だろう」

 

安ド「でも、初めてのACCにしては、加速も減速もスムーズで、精度が高かったですよ!」

 

永福「当然だ。中身は日産のプロパイロットだからな」

 

安ド「そ、そうなんですか! 考えてみればルノーは日産の親会社ですもんね!」

 

永福「なぜいままで親会社が子会社の技術を導入していなかったのか、それが不思議だ」

 

安ド「まったくです!」

 

永福「ルノーと日産の協業は、以前からいまひとつうまくいってなかった気もする」

 

安ド「ゴーン逮捕前からですか?」

 

永福「そういうことになるな。しかしそんなことはどうでも良い。我々はいいクルマに乗れればそれで良いのだから」

 

安ド「そうですね! 新型ルーテシアはこのクラスで欧州人気ナンバー1とのことですが、確かにスイスイとスポーティに走れて楽しかったです!」

 

永福「非常に良くできておる。足まわりも良いが、何よりエンジンフィールが最高だ」

 

安ド「4気筒の1.3Lターボエンジンですね」

 

永福「エンジンに関しては、以前からルノーと日産で共同開発しているが、このエンジンは日産GT-Rの技術によって、エンジン内部の抵抗が抑えられているという」

 

安ド「GT-Rの技術ですか!」

 

永福「そのおかげかどうかわからんが、回転の伸びがスバラシイ。日常走行もトルクフルで気持ちイイ。しかもお買い得だ」

 

安ド「エッと、一番安いグレードは約237万円ですから、国産車と大差ないですね!」

 

永福「ヘタするとフォルクスワーゲンのゴルフより100万円安い」

 

安ド「100万円もですか!」

 

永福「しかし日本ではゴルフのほうが断然売れる。ゴルフにはフォルクスワーゲンというブランド力があるが、ルノーはディーラー数が少ないし、普通の人は名前もよく知らない。ルノー車を買おうなんてあまり考えないだろう」

 

安ド「そうでしょうね……」

 

永福「実は今度、生まれて初めてルノー車を買うことにした。ルーテシアではなく、中古のトゥインゴだが」

 

安ド「殿ですら初めてですか!」

 

永福「生涯51台目にしてな」

 

【GOD PARTS 1】ラゲッジルーム

そうは見えないけどだいぶ大きくて使いやすい

パッと見たところあまり大きくは感じられない荷室ですが、数値を見る限り、先代モデルの330Lから同クラス最大級の391Lへと格段に広くなっています。さらに床面の下にも収納スペースがあり、ボードを外せば天地方向に広く使えます。

 

【GOD PARTS 2】リアドアオープナー

先代モデルから受け継ぐデザイン重視のアイテム

全体的に先代モデルとそっくりですが、リアのドアオープナー(ドアノブ)の窓枠に隠れるようなデザインは、先代から受け継がれたファッショナブルな部分です。欧州ではいまでも2ドアのほうがファッショナブルという価値観があるのです。

 

【GOD PARTS 3】センターディスプレイ

スマホと連携して本来の力を発揮する

インパネ中央に設置される7インチのタッチスクリーンでは、「Apple CarPlay」や「Android Auto」などと連動したスマホアプリを操作したり、運転モードを選択したりできます。日本車のようなカーナビは現状搭載されていません。

 

【GOD PARTS 4】乗り味

このクラスとしては十分に合格レベル

ルノー&日産グループに三菱も加わってから初の共同開発となる新型骨格「CMF-B」が採用されています。スポーティでありながら乗り味はしなやかで、ハンドリングもレスポンスが良く、高速コーナーでの安定性も高くなっています。

 

【GOD PARTS 5】ATシフトノブ

操作しやすく質感も高い

インテリアはドライバー中心のデザインが施されていて、センターコンソールはシフト部分が盛り上がった特殊な形状をしています。サッと手が届くので操作しやすく、周囲に配置された白いソフトパッドが質感を高めています。

 

【GOD PARTS 6】オーディオ操作スイッチ

ここだけのアナログ感が好印象

全体的に先代モデルより質感が上がったインテリアのなかで、ステアリング右奥に設置されているスティック状のスイッチだけ、(良い意味で)アナログ感があります。これはオーディオの操作部で、指先の感覚だけで操作できます。

 

【GOD PARTS 7】ヘッドライト

ルノーブランドの最新トレンドを採用

近年のルノーのトレンドであるCの字型が採用されています。全体的なボディデザインが先代型と非常に似ているので、見分けるにはこのライト形状が重要なポイントになります。LEDのデイタイムランプも搭載されています。

 

【GOD PARTS 8】カードキー置き場

白いカードキーを常に眺められる

ルノーでは特徴的なカード状のキーが採用されていますが、パーキングブレーキの電動化によりスペースに余裕ができたためか、センターコンソールにこのカードキーを置くスペースがあります。白なので見栄えがカッコイイです。

 

【GOD PARTS 9】エンジン

このサイズなら十分パワフルに走れる

1.3ℓの直列4気筒ターボエンジンは131馬力と、ひとクラス上のパワフルさを備えていて、このサイズの車体をスポーティに走らせるには十分過ぎる代物です。スポーツモードに変更すれば、出力特性がより高回転型に変化します。

 

【これぞ感動の細部だ!】先進運転支援システム

フランス車のエントリークラスも日本の常識に追いついた

全車速対応アダプティブクルーズコントロール(ACC)はもちろん、衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報機能などが安全装備が満載されています。さらにトップグレードのインテンステックパックでは、車線中央維持支援装置や360度カメラなども追加されます。これまで欧州のエントリークラスの小型車には標準装備されていなかったので、日本のユーザーにとっては待望の安全装備充実が実現しました。

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
(C)ONE PUBLISHING