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もはやスーパーフード! 「枝豆」が世界中で愛されるようになったワケ

  • 2018年5月29日
  • GetNavi web

海外の大手スーパーの冷凍食品売場で「EDAMAME」というローマ字表記で売られ、定番商品になってきた枝豆。電子レンジと食塩さえあれば海外旅行や出張中でも、また、仕事仲間やホームパーティでもスナックとして楽しめます。栄養満点で低カロリー、素材そのままのおいしさが味わえる枝豆は、女性やベジタリアンを始め、様々な信仰やライフスタイルを持つ人々にもウケ、いまやグローバルで注目を集めています。その人気ぶりや枝豆をつかった健康への取り組みを見ていきましょう。

 

英語にもなった「枝豆」

枝豆とは未成熟大豆のことを指しますが、未成熟豆を食べる食文化は、実は近年までアジア諸国に限られていました。それが 21世紀に入って20年近くが経ち、世界各地の大手スーパーでお手ごろ価格で入手できるほど急速に普及しているのです。この人気ぶりには日本人としてちょっと誇りに思えるとともに、いつでもどこでも誰にも喜ばれるようになった背景も知りたくなってきますね。

 

枝豆がローマ字表記の「Edamame」として海外の出版物に初めて登場したのは1951年と言われています。そして、半世紀後の2003年にオックスフォード英語辞典に、2008年には米出版社メリアム・ウェブスター(本社マサチューセッツ州)の辞書に追加され、英単語にもなりました。

 

2013年12月、ユネスコ無形文化遺産になった和食、健康志向にともなう日本食ブームの影響も大きな後押しとなり、2014年のGoogle検索キーワードランキングの「和食部門」では、なんと第2位に輝いたとか。ちなみに1位はすし、3位以下にラーメン・刺し身・天ぷらなどでした。

 

以前はベジタリアンや健康食品に関心ある人や和食ファンを中心に人気がありましたが、需要をカバーできる生産量が確保できておらず、アジア食料品店、自然食料品店以外では手に入りにくいものでした。北米においては消費される枝豆のほとんどが中国産でしたが、カナダの農家が枝豆の人気と可能性に気づいて2010年に枝豆栽培を始め、いまでは自給品がほとんど。右肩上がりに生産量が増えた現在ではアメリカ合衆国へ輸出するまで成長しているようです(下グラフ) 。

↑カナダの大豆生産高の推移(出典:カナダ大豆協会)

 

食文化や味覚も違う海外でも、オーソドックスな塩ゆではもちろん人気ですが、ちょっとピリ辛風、ガーリック風味、クリスピーな歯ごたえのロースト風もスナックとして喜ばれているようです。

世代を超えた人気。「Kids Love Edamame!」

豆を食べる文化圏は世界に多数存在しますが、枝豆はさやから豆を押し出すというユニークな食べ方、食べ出すとやめられないおいしさ、柔らかくて食べやすいことが人気となっています。最近はアメリカにおけるいくつかの教育地区で、学校のスクールランチに枝豆を導入したり、生徒の味見テストも実施され出したりしています (上の動画を参照)。

 

海外では、主に枝豆は冷凍食品で売られているので長期保存もでき、解凍してそのまま食べられるのでシンプル。さらにお手ごろ価格で、いつでも気軽に食べられるコンビニ的な存在としてウケています。そのうえ、栄養豊富で食物繊維が多く、余計な添加物もなくて低カロリーで肥満や病気の心配も少ない。まるでスーパーフードのような印象が、一層の人気に拍車をかけているのです。

枝豆が、国境や世代を越え人気であることに納得するとともに、海外の大人や子どもたちまでが笑顔で枝豆をほおばる様子には、ほっこりした気持ちになりますね。

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