大きな花が特徴で、観賞用に生育されることの多いクレマチスの水やり、植え替え、肥料のやり方などをご紹介します。
綺麗な花を咲かせるためには多少注意が必要なので、是非参考にしてください。
クレマチスとは「蔓性植物の女王」とも呼ばれ、見応えのある大輪の花を咲かせる人気の園芸品種です。
クレマチスには幾つかの種類がありますが、基本的にはひとくくりにしてクレマチスと呼ばれています。
蔓性の植物なので、生育する際はネットや柱などが必要となりますが、目隠しとして利用したり、好きな形の軸を使って成形する楽しみもあります。
クレマチスは5月から7月頃にかけて植え付けを行います。
蔓状であることも理由の一つですが、植え替えを嫌う植物ですので、植える場所はよく検討する必要があります。
品種によっては四季咲き、一季咲きなど様々ですが、基本的に育て方は変わりません。
また、4月頃から10月頃の間に成形と誘引が可能なので、春先に骨格づくりを行い、4月頃から成形を行うようにしましょう。
クレマチスを育てる際の注意点は、水やりと肥料のやり方です。
まず水やりですが、クレマチスはかなり水を好む種類の品種なので、かなり頻繁に水やりを行うようにしましょう。
もちろん冬の間は一ヶ月に一度ほど様子を見ながら与えれば問題ありませんが、気温の高くなる7月から9月頃は毎日水やりをしても問題ありません。
それ以外の時期でも週に1、2度程度は水やりを行うようにすると良いでしょう。
また、肥料も同様に、通常よりも多く与える必要があります。
基本的に冬季以外は月に1、2度液体肥料もしくは堆肥などを与えるようにすると元気に育ってくれます。
今回は大きな花が美しいクレマチスについてご紹介しました。
水やりと肥料に気を使って、是非綺麗な花を咲かせてください。
※トップ画像はPhoto by kariさん@GreenSnap