オタフクナンテンは冬場も落葉しないこともで人気のある樹木です。
落葉しないにも関わらず、秋には霜が当たれば紅葉するので、ガーデニングで育てるのにも趣のある植物です。
そんなオタフクナンテンの花言葉について紹介していきます。
オタフクナンテンとは、メギ科のナンテン属に分類される常葉樹の一種です。
オタフクナンテンはナンテン属に分類される植物のなかでも園芸用に改良されている品種で、ナンテン属に分類される植物の特徴である赤い実が付きにくいようになっています。
しかし、秋の時期に霜にあたると葉が紅葉する特徴は残っているので、ガーデニングに用いれば色鮮やかに季節を満喫させてくれる植物です。
また、草丈が低いためグランドカバーといった目的で利用されることもあります。
オタフクナンテンは、園芸用に改良されているということもあり、日向から半日陰までかなりの広範囲で育てることができます。
また冬にも落葉しないため、ガーデニングの中でも比較的栽培がしやすく、初心者でも気軽に育てることができます。
地植えした場合は、基本的には雨の水だけで十分で、夏場の水が枯れやすい時期においてはたっぷりと水をあげるだけで健康に育ちます。
肥料についても、よっぽどの痩せ地ではない限り肥料を与えなくても育ちます。
オタフクナンテンは非常に縁起の良い植物としても知られており、ガーデニングの植物において脇役として育てられることも多いですが、ナンテンの名前には難が転じるという意味合いも込められています。
そのためあまり知られていないかもしれませんが、年末に正月の飾り物の切り花として使われています。
そんなオタフクナンテンの花言葉は「良い家庭」と「私の愛は増すばかり」です。
福を招き、幸せを呼ぶ縁起の良い植物にふさわしい、愛らしい花言葉です。
オタフクナンテンは縁起が良いことからとガーデニングに用いられることもあります。
普段は脇役として手間のかからない植物ですが、秋には紅葉して一躍、秋を感じさせる季節の植物に変わります。
ガーデニングの隠し味にオススメの植物です。
※トップ画像はPhoto by のぎさん@GreenSnap