マイナスイオンが出ているとも言われ、人気の高い観葉植物であるサンセベリア。
大きな細長い葉っぱが特徴ですが、うまく育てれば花が咲くことを知っていましたか?
今回はサンセベリアの花に特化し、花言葉や咲かせる条件、育て方などをご紹介します。
サンセベリアとは、サンスベリアとも表記されており、地面の中の短い地下茎から厚みのある葉っぱを伸ばしている観葉植物です。
葉っぱの部分に水を蓄えることから、多肉植物の仲間ともされています。
その花言葉は「永久/不滅」。サンセベリアには別名としてチトセランという呼び名があり、千歳という途方もない年月を指し示す名前に起因しているそうです。
さて、サンセベリアの花を咲かせるために必要なことを紹介していきましょう。
サンセベリアを長く育てることで花が咲くといった事例がありますが、このポイントは葉の根元にある株を大きく生育させることにあります。
そして株を大きくするには、茎や葉っぱを生育させてしまう窒素肥料を控え、サンセベリアの弱点である寒さを補うために、冬場は室内で育てる…といったあたりが条件になりそうですね。
サンセベリアの株を大きく育てるにはどういったやり方があるのでしょう。
まず日当たりについて、真夏の直射日光や西日など強い日差しは避けつつ、しっかり日に当てましょう。
冬場は寒いので10℃以下にならないように気を付けて、室内で育てましょう。
次に水やりについてですが、葉っぱが水分を貯蓄でき、乾燥に強いため、控えめにしましょう。
与えすぎは根腐れを引き起こし枯れてしまいます。
かといって水を少ししか与えないのは間違いです。
鉢の空気を入れ替えるためにも、土がしっかり乾いた段階でたっぷり水やりしましょう。
最後に肥料ですが、緩効性の置き肥を使うか、夏季の育成期に肥料を土に混ぜ込むかという2つの方法があります。
これを行うことで株が丈夫になり、花が咲きやすくなります。
サンセベリアに白く良い香りの花を咲かせるためには、様々なポイントに注意し手間暇かけて育てる必要があるようですね。
頑張って花を咲かせ、誰かにプレゼントするのはいかがでしょうか?
※トップ画像はPhoto by みきやまさん@GreenSnap