一粒で食べてよし、まとめて食べてよし、ジャムにして食べてよし。健康に気をつけていなくても、ブルーベリーを美味しいと思う人は多いはずです。
ですが、ガーデニング用の果実としても人気が高いというのは、一般的にはまだ知られていないようです。
ブルーベリーには、ハイブッシュ系、ラビットアイ系、ローブッシュ系の三種類があります。
どれも日本で育てられるぐらいには耐寒性が高く、ラビットアイでもマイナス10℃までならなんとかなります。
ただ、ローブッシュ系は日本の市場ではあまり出回っていないようです。
庭植えなら日向で、排水性のある場所を好みます。
酸性の土壌が適しているので、ブルーベリー用の培養土を使ってもいいでしょう。
鉢植えは、暖かい地方なら晩秋、寒冷地なら春に植え付けるといいでしょう。
庭植え鉢植えどちらでも、盛夏や晩秋は避けるのが無難です。
水やりは植え付け後にたっぷりと水をあげれば、あとは土が乾いた時に適度にあげるだけになります。
夏場だけ気をつけてあげれば問題になることもないでしょう。
芽吹き前に1回、実がなる直前に一回、収穫を終えた後の3回が肥料のタイミングです。
時期的にはそれぞれ3月、5月、9月といった頃でしょうか。やりすぎは肥料焼けを起こしてしまいます。
春から夏にかけて可愛い花を楽しみ、夏から秋にかけては美味しい果実を楽しみ、晩秋にかけて紅葉を楽しむ。
三段構えの楽しさを味わえるブルーベリー。ガーデニングに興味があるなら一度試してみてはいかがでしょう。
※トップ画像はPhoto by emiさん@GreenSnap