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肥料はあまりいらないが水やりは工夫が欲しい、ガジュマル

  • 2016年10月27日
  • ガーデニング・ラバーズ

ガジュマルは熱帯地方に分布しているクワ科の植物で、樹高は2mにも及びます。

日本では九州の屋久島、種子島から南、南西諸島などで見られます。小笠原諸島では栽培が行われていて、観葉植物として人気です。

沖縄では幸運の精霊が宿ると言われ、大切にされてきました。

初心者でも安心、インテリアにも使えるユニークな形状

観葉植物として流通しているものは、鉢植えの小さなタイプです。

当然熱帯地方で元気に気根を伸ばしているのとはちょっと扱いが変わります。

ですが手入れは簡単で育てやすいので、初心者でも育てることは十分可能です。

特徴的な気根は根強い人気を支えるポイントで、インテリアとしても機能する優れものです。

育成のコツは水やり

季節によって水やりの方法が代わってくるのがガジュマルで気をつけるポイントです。

5月から10月にかけてはよく育ち、その分水も多く必要とします。

ところが地面が乾燥する暇がないほど水やりが頻繁になると、今度は土の中の空気が減って根腐れする恐れがあるので、やり過ぎにも注意が必要です。

また、霧吹きを使って葉に直接水気をあげるのも一手です。秋から冬は水分をあまり必要としないため、表面の土が白く乾燥して、さらに2,3日してから水をあげれば十分です。乾き気味でもいいぐらいですね。

肥料は最小限。冬場はむしろ要らないぐらい。

よく育つ5月から10月に肥料を使います。2ヶ月に一度、時間をかけて効果を出すタイプの化成肥料置き肥を与えれば十分です。

葉っぱの育ちを考えて、窒素の割合が多いものが好まれています。

冬は根を痛めることになるので、肥料をあげてはいけません。

まとめ

幸運をもたらす木として知られていますが、それだけでなく形状のユニークさからも人気が高いガジュマル。夏の水やりさえクリアすれば、初心者にも優しいハードルの低い、でも見応えのある観葉植物です。

 

 

※トップ画像はPhoto by ラグさん@GreenSnap

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