パンジーは江戸時代にオランダから渡来してきた花で、模様が人の顔のようであることから、人面草という別名があります。他にもいくつかの別名があるパンジー。そんなパンジーの育て方について紹介します。
まずパンジーとはスミレ科スミレ属に分類される植物で、一年草あるいは二年草です。
パンジーは日本でガーデニングなどをしているところではよく見られる植物で、色鮮やかな花の色が特徴的で綺麗です。
色も花によって異なるので、花言葉は花色ごとにもっているというのもパンジーの特徴の一つです。
また、パンジーに似ている植物にビオラがあります。ビオラは花びらが4cm以下のものを指します。パンジーは5cm以上の花びらをもつものです。また、その中間にパノラという品種も存在します。
パンジーの花言葉には「もの思い」や「私を思って」という意味があります。
またこの意味以外にも、パンジーには色ごとに花言葉を持っています。
黄色のパンジーは「つつましい幸せ」や「田舎の喜び」、紫色のパンジーは「思慮深い」、白色のパンジーは「温順」、アプリコット色のパンジーは「天真爛漫」といった意味を持っています。
花言葉で種類を選んでガーデニングを始めるのも楽しみの一つです。
パンジーを育てたい方は冬場に始めるのがおすすめです。
パンジーは寒さに強いですが、反対に暑さに弱く、5月頃には枯れてしまいます。あまり夏越しをすることがない花なのです。
そのため冬から育てるのがポイントで、春先には花を咲かせます。
花の咲く期間が長く、早いものでは春になる前から咲いているものもあり、長期間、花を楽しむことができます。
水やりは基本的に土が乾いたらしてあげます。乾燥する前の水やりは過湿になってよくありません。
花が咲いている時期には肥料を与えましょう。そのため植え始める時期さえきっちりすれば誰でも簡単に育てることができます。
バンジーはガーデニングの植物でも人気があり、始める時期にさえ注意すれば、ガーデニング初心者でも簡単に始めることができます。
※トップ画像はPhoto by はじめさん@GreenSnap