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初心者にやさしいガーデニングのキホン(5)大きさは?素材は?鉢を上手に選ぼう!

  • 2016年3月14日
  • ガーデニング・ラバーズ

こんにちは。花と多肉好きライター、ariです。

好きな花をいくつか選んで、自宅で寄せ植えを楽しみたい時に、忘れてはいけないのが「鉢」。
鉢の選び方次第で、植物全体の雰囲気が決まってしまいます。
どんな鉢に寄せ植えしようか、迷ってしまうことってありませんか?

大きさはどのぐらいのものがよいか?
素材は何がいいのか?
寄せ植えがしやすい鉢は?

今回は、鉢に関するキホン知識をご紹介します。

素材によってメリット・デメリットがある!

ホームセンターのガーデニングコーナーへ行くと、
さまざまな鉢が並んでいて迷ってしまいます。

まずは、何を植える鉢を買うのか、
どこに置く鉢なのか(家の中なのか、屋外なのか)、
それを決めてから鉢を買うといいでしょう。

基本的に、素材に関しては自分の好きな雰囲気で選んでみるのがいいかも。
鉢もインテリアの一部ですから、好きな素材、色、デザインのものを選びましょう。

ただし、素材によってメリット・デメリットがありますので、
購入の時には、そのあたりを考慮するといいかもしれません。

 

素焼き製

土を固めて焼いて作られたものを素焼き製といい、
その中でもイタリアの土を使ったものをテラコッタといいます。

通気性がよくて、土が乾きやすく、根にとって快適な環境を保つことができます。
シンプルなデザインが多いので、花や植物の邪魔をせず、ステキに飾ることができますね。
グリーンとの相性もよく、インテリアにもしっくり馴染みます。
比較的使いやすい素材なので、初心者なら素焼き製を選んでみるのもいいでしょう。

さらに、シンプルな素焼き鉢には、アクリル絵の具などでペイントして楽しむことも。
これは私がペイントしたり、英字新聞を貼付けて作った世界にひとつだけの鉢!
素焼きの鉢だからこそできる楽しみです。

デメリットは割れてしまうこと。また、鉢自体も重いので、大きい鉢に土を入れると相当重くなってしまいます。
また、鉢自体が水を吸ってしまうので、水の管理は少し気をつける必要があります。

 

プラスティック製

ホームセンターなどで、一般的によく見かける素材。
かなりたくさんの種類があり、大きさや形など、用途に応じて選ぶことができるのが便利です。
軽いので土を入れても運びやすく、値段も手頃なのが魅力。
プラスティックの四角いタイプは「プランター」と呼ばれ、野菜作りなどによく使われます。

デメリットとしては、通気性が悪くて土が乾きにくく、根腐れの原因に。
また、夏の直射日光が当たると、土の温度が高温になってしまうことです。

 

木製


もともと自然素材なので、花やグリーンとの相性は抜群。
ナチュラルな雰囲気が魅力ですね。
ベランダガーデナーさんたちも、上手に取り入れてオシャレに飾っています。
水はけがよく、土が乾きやすいので根腐れしにくいのも特徴です。

ただし、そのまま土を入れてしまうと腐ってしまいます。
とくに、屋外で使う時は注意が必要です。

 

化粧鉢

最近よく見かけるデザイン重視の化粧鉢は、さまざまな種類の鉢が出回っています。
モダンなお部屋に置くのにもぴったりですね。

デメリットは、通気性が悪いこと。
さらにとっても重いものが多く、値段も少々お高めです。

 

アルミ製

Photo by haiziさん

アルミ製はお部屋などでインテリアのアクセントとして、オシャレに飾ることができます。
ただし、アルミ製の鉢として売られているものは少ないので、
自分で底に穴を空けて鉢として使っている人も多いですね。
もしくは、鉢カバーとして使ったり、
私の場合は花器代わりにして、おおぶりのグリーンなどを飾ったりします。
アルミ製の鉢は上級者向けの素材ですね。

 

鉢の大きさはどうやって選ぶの?


鉢を選ぶときには、何を植えるのかを決めてから選ぶのが大切です。
植えたい苗の大きさを見て、それよりも少し大きいサイズの鉢にしましょう。

植物が大きくなっていくにつれて、少しずつ鉢も大きいものに植え替えていくこともお忘れなく。
ただし、最初から大きすぎる鉢に植えるのはやめましょう。
大きすぎる鉢に植えてしまうと、植物が欲しがるよりも多くの水を保水してしまうことになり、
根腐れなどを起こしてしまう原因になります。

 

鉢の形の選び方は?

鉢の形状の選び方は、どんな植物を植えるのかで決めることも大切。
たとえば、垂れて育っていく植物なら、
ちょっと背が高い鉢にしたり、ハンギングにしてもいいかも。

また、根が浅くて広がっていくような植物であれば、
平べったくて浅い形の鉢がよいでしょう。

大きめの鉢を選べば、
何種類もの花やグリーンを寄せ植えすることもできますね。

 

鉢カバーを上手に使ってみよう!


鉢の底には、水が流れ出るための穴がありますね。
これがあることで、部屋の中にそのまま置くことはできません。

そこで、鉢カバーを上手に使ってみましょう。
鉢カバーは、底に穴があいていない鉢のこと。
お気に入りの鉢カバーがあれば、プラスティックの鉢のままでも、
オシャレに見せることができます。

鉢カバーには、さらに藤のカゴ素材だったり、陶器だったり、
さまざまな素材でインテリアの一部として楽しむことができます。

 

いかがでしたか?
鉢次第で、植物を育てるのもちょっと楽しみが加わりますよね!
あなたも植物に合った、自分好みの鉢を選んでみましょう。

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