こんにちは。花と多肉好きライター、ariです。
好きな花をいくつか選んで、自宅で寄せ植えを楽しみたい時に、忘れてはいけないのが「鉢」。
鉢の選び方次第で、植物全体の雰囲気が決まってしまいます。
どんな鉢に寄せ植えしようか、迷ってしまうことってありませんか?
大きさはどのぐらいのものがよいか?
素材は何がいいのか?
寄せ植えがしやすい鉢は?
今回は、鉢に関するキホン知識をご紹介します。
ホームセンターのガーデニングコーナーへ行くと、
さまざまな鉢が並んでいて迷ってしまいます。
まずは、何を植える鉢を買うのか、
どこに置く鉢なのか(家の中なのか、屋外なのか)、
それを決めてから鉢を買うといいでしょう。
基本的に、素材に関しては自分の好きな雰囲気で選んでみるのがいいかも。
鉢もインテリアの一部ですから、好きな素材、色、デザインのものを選びましょう。
ただし、素材によってメリット・デメリットがありますので、
購入の時には、そのあたりを考慮するといいかもしれません。
土を固めて焼いて作られたものを素焼き製といい、
その中でもイタリアの土を使ったものをテラコッタといいます。
通気性がよくて、土が乾きやすく、根にとって快適な環境を保つことができます。
シンプルなデザインが多いので、花や植物の邪魔をせず、ステキに飾ることができますね。
グリーンとの相性もよく、インテリアにもしっくり馴染みます。
比較的使いやすい素材なので、初心者なら素焼き製を選んでみるのもいいでしょう。
さらに、シンプルな素焼き鉢には、アクリル絵の具などでペイントして楽しむことも。
これは私がペイントしたり、英字新聞を貼付けて作った世界にひとつだけの鉢!
素焼きの鉢だからこそできる楽しみです。
デメリットは割れてしまうこと。また、鉢自体も重いので、大きい鉢に土を入れると相当重くなってしまいます。
また、鉢自体が水を吸ってしまうので、水の管理は少し気をつける必要があります。
ホームセンターなどで、一般的によく見かける素材。
かなりたくさんの種類があり、大きさや形など、用途に応じて選ぶことができるのが便利です。
軽いので土を入れても運びやすく、値段も手頃なのが魅力。
プラスティックの四角いタイプは「プランター」と呼ばれ、野菜作りなどによく使われます。
デメリットとしては、通気性が悪くて土が乾きにくく、根腐れの原因に。
また、夏の直射日光が当たると、土の温度が高温になってしまうことです。
もともと自然素材なので、花やグリーンとの相性は抜群。
ナチュラルな雰囲気が魅力ですね。
ベランダガーデナーさんたちも、上手に取り入れてオシャレに飾っています。
水はけがよく、土が乾きやすいので根腐れしにくいのも特徴です。
ただし、そのまま土を入れてしまうと腐ってしまいます。
とくに、屋外で使う時は注意が必要です。
最近よく見かけるデザイン重視の化粧鉢は、さまざまな種類の鉢が出回っています。
モダンなお部屋に置くのにもぴったりですね。
デメリットは、通気性が悪いこと。
さらにとっても重いものが多く、値段も少々お高めです。
アルミ製はお部屋などでインテリアのアクセントとして、オシャレに飾ることができます。
ただし、アルミ製の鉢として売られているものは少ないので、
自分で底に穴を空けて鉢として使っている人も多いですね。
もしくは、鉢カバーとして使ったり、
私の場合は花器代わりにして、おおぶりのグリーンなどを飾ったりします。
アルミ製の鉢は上級者向けの素材ですね。
鉢を選ぶときには、何を植えるのかを決めてから選ぶのが大切です。
植えたい苗の大きさを見て、それよりも少し大きいサイズの鉢にしましょう。
植物が大きくなっていくにつれて、少しずつ鉢も大きいものに植え替えていくこともお忘れなく。
ただし、最初から大きすぎる鉢に植えるのはやめましょう。
大きすぎる鉢に植えてしまうと、植物が欲しがるよりも多くの水を保水してしまうことになり、
根腐れなどを起こしてしまう原因になります。
鉢の形状の選び方は、どんな植物を植えるのかで決めることも大切。
たとえば、垂れて育っていく植物なら、
ちょっと背が高い鉢にしたり、ハンギングにしてもいいかも。
また、根が浅くて広がっていくような植物であれば、
平べったくて浅い形の鉢がよいでしょう。
大きめの鉢を選べば、
何種類もの花やグリーンを寄せ植えすることもできますね。
鉢の底には、水が流れ出るための穴がありますね。
これがあることで、部屋の中にそのまま置くことはできません。
そこで、鉢カバーを上手に使ってみましょう。
鉢カバーは、底に穴があいていない鉢のこと。
お気に入りの鉢カバーがあれば、プラスティックの鉢のままでも、
オシャレに見せることができます。
鉢カバーには、さらに藤のカゴ素材だったり、陶器だったり、
さまざまな素材でインテリアの一部として楽しむことができます。
いかがでしたか?
鉢次第で、植物を育てるのもちょっと楽しみが加わりますよね!
あなたも植物に合った、自分好みの鉢を選んでみましょう。