エアプランツはインテリアでも用いられます。植木を使ったタイプではなく、常識的な植物とは少しかけ離れた植物です。
奇妙な花の付け方でも知られる、エアプランツの育成方法を中心にご紹介します。
エアプランツとは、空気中にさらして栽培することが可能な植物を指します。
南アメリカや西インド周辺国を中心に自生しているチランジアと呼ばれる種が最もポピュラーです。
神経質になるほどの水やりなどを必要としないため、植物と触れる事が少ない人にも手に取りやすい種類となっています。
また、神秘的で色鮮やかな花を開くことでも知られています。故にインテリアとしても定評があり、瓶や籠、フレームなどに入れたり、壁や木からは生えたように演出するなど、様々な楽しみ方があります。
エアプランツを育てるにあたって、放置していても花を開くどころか、枯れてしまいます。
そんなエアプランツの水やりの方法には、ミスティングとソーキングの2種類があります。
ミスティングですが、霧吹きでの水やり方法で2~3日に1度行えば問題ないです。
次にソーキングですが、これはエアプランツを水に浸す事を指します。購入後すぐに1度、それ以降は月に1度、2~6時間程度浸しますが、季節の乾燥具合によって、スパンを縮めることもあります。
育ちが悪い場合には、ソーキングの際に栄養剤を薄めたものを使用するのがベストです。
エアプランツの花を咲かせるためには、他に日光の問題があります。直射日光にさらしてしまうと枯れの原因にもなるため、レース越しや日陰からの適度な日光を多く浴びるのがベストです。
また株の大きさが花を咲かせるのに比例する関係があるため、購入時に気をつける点として挙げられます。
どのエアプランツも、南国特有の紫やピンクといった派手な花を咲かせることが特徴的です。
エアプランツは、100円均一でも入手でき、観賞用に購入する人が多くいる植物です。栽培難度も低く、生活習慣を縛ることも少なく、注目されています。
最低限の水分や栄養、日光の補給が出来れば、ゆっくりとした成長の結果、花を咲かせ、インテリアをより鮮やかなものに変えてくれます。
※トップ画像はPhoto by びすこさん@GreenSnap