お料理やアロマでも多くの方がご存知のローズマリーですが、育てるとなるとやっぱり難しそう…。でも環境さえ整っていれば大丈夫です!
手間をかけずにローズマリーの花を栽培する方法をご紹介し、初心者の方でも挑戦できるハーブ生活を応援します。
ローズマリーの名を耳にしたことある人は多いかと思いますが、実際のところ、どのような植物なのでしょうか?
ローズマリーは地中海沿岸地方が原産で、シソ科に属している常緑性低木です。
一般的に葉は薬や香辛料として用いられており、花も食べることができます。
丈夫で暑さや乾燥に強く、夏越しも越冬も可能なため、比較的育てやすい植物の部類に入ります。
消臭効果や抗菌効果、抗酸化作用があり、肉の鮮度を保つ効果があるため、古くから肉や魚料理で使用されるスパイス、ハーブとして有名です。
また、血行を促進する効果があるということから、脳活性や若返りなどの薬効を生み、アロマでは集中力のアップや精神の高揚、筋肉の強壮の効能があるとして利用されています。
植え付けの場合、真夏や真冬以外の時期が適しています。
庭なら花壇などに穴を掘りポットから苗を出し、根を崩さないように浅く埋め込んでください。その後土を被せて、軽く押さえながら固定し、根を定着させるために水をたっぷり与えます。
植木鉢を使う場合は、鉢底石を2cm~敷いて、土を7分目くらいに入れ同じように植えましょう。
ローズマリーは過保護に扱ってはいけません。放置するくらいがベストです。
湿気を嫌うため、水の与えすぎには要注意です。
葉の収穫は、真冬を除けばほぼ一年中可能です。わき芽を残すようにハサミで切って収穫します。
収穫した花や葉は料理やハーブティーに。乾燥させて保存することも可能です。
また、精油を抽出してアロマに使うことはもちろん、入浴剤代わりや、防虫剤としても使用することができます。
ローズマリーの花を育てることで、ガーデニングはもちろん料理やアロマ、その他様々な用途でハーブを楽しむことができるなんて、まさに一石二鳥ですね。
初心者の方でも気軽に育てられる植物ですので、ぜひ挑戦してみてください。
※トップ画像はPhoto by SEISHINさん@GreenSnap