初めまして。自己流ボタニカルライフを満喫する、陸の孤島のベランダー、mareです。
母の影響で、ガーデニングに目覚め、現在は、マンションのベランダとリビングの窓際で、たくさんの子どもたち(植物)のお世話を楽しんでいます。
特に、多肉・塊根・オレンジ系の花を咲かせる植物が好きです。
今度ともよろしくお願いいたします。
さて、先日、横浜の大人気観光スポット、山手西洋館で開催中の「花と器のハーモニー」に行ってきました!
山手西洋館のある山手地区は、横浜開港以後、外国人居留地として栄え、今では、当時の姿を忍ばせるような、異国情緒溢れる7つの西洋館(ブラフ18番館・外交官の家・ベーリック・ホール・エリスマン邸・山手234番館・イギリス館・山手111番館)が建っています。
『花と器のハーモニー』は今年で16回目を迎え、毎年違うテーマ・コーディネーターの装飾が人気のイベントです。
今年のテーマフラワーは『ユリ』。
各西洋館では、横浜にゆかりのあるトップデザイナーや学生が、テーマフラワーの『ユリ』を用いて、「花」と「器」を使った空間装飾を展開しています。
これから、各館のコンセプトを表現した、7つの装飾を紹介していきたいと思います!
◎ブラフ18番館
コーディネーター: ヨーロピアンフラワーデザイン連盟 レン・オークメイド 氏
白樺の木を様々な形でアレンジし、ユリの美しさを引き立てています。
どのように花が活けられているのか、また違った視点で見るのも楽しいですよ!
白樺の木に穴を開けて、花器を挿しています。
ワインボトルを花器にしてます。
とてもオシャレですね!!
◎外交官の家
コーディネーター:小笠原流 横浜支部 支部長:永森 紫鳳 氏
和と洋の饗宴!
どちらとも誇張せず、見事に融合しています。
◎ベーリック・ホール
コーディネーター:草月会神奈川県支部 支部長 中島 杏翠 氏
洋館の天井の高さは、3.86メートルあり、長さ8メートルの竹を16分割に割いて装飾しています。
手前に飾られているカサブランカは50本あるそうです。
◎エリスマン邸
コーディネーター:Nフラワーデザインインターナショナル 代表理事 永塚 慎一 氏
コーディネーター永塚氏が自ら、山から雲竜桑と孟宗竹を切り出し、館まで運搬、装飾をしたそうです。
国際的な花材である竹を使った、男性ならではの、ダイナミックな装飾です。
~花による熊本支援~
熊本から仕入れた『昇竜』
これからの熊本を表現しているようですね。
◎山手234番館
コーディネーター:フラワーデザイナー 曽我部 翔 氏
まるで、モネの池を表現したような装飾です。
◎イギリス館
コーディネーター:花美術家 日向 雄一郎 氏(イベントの総合プロデューサー)
アレンジメントの中には、神奈川県産のバラ「サムライ」や「ファンファール」もありました。
◎山手111番館
コーディネーター:日本フラワーデザイン専門学校 理事長・校長 池田 希 氏
カサブランカの白と可憐な匂いに、初々しさを感じました。
この装飾も、とても印象的でした。
ワイヤーに花を絡ませて空中浮遊させるアイデアが、とても斬新でした!
~番外編~
多肉たちも、花材として使われていました!
●外交官の家
暖炉の上に、ダイナミックな多肉アレンジ!
●山手234番館
大きな木の幹の下に、かわいらしい多肉さんが(*^-^*)
●イギリス館
ベルギーから来日中のコーディネーターさんも、参加していました!
ネペンテス(ウツボカズラ)もいました!
●山手111番館
多肉ワンダーランド!!
部屋のインテリアとして置きたいです(^o^)
山手西洋館をすべて回るのには、約3時間かかります。(特に、外交官の家からベーリック・ホールまでは、約15分かかります。)
また、各館への入館の際は、スリッパに履き替えるので(イギリス館を除く)
歩きやすく、着脱しやすい靴を履いていくことを、おススメします!!
西洋館の中には、休憩室や喫茶スペースが併設されているところもあり、ゆっくりと各館を回れるようになっています。西洋館でしか食べられないメニューもあったりします!
また、西洋館周りにある、「港の見える丘公園」「元町公園」「イタリア山庭園」では、遅咲きのバラや季節の花々が咲き乱れ、こちらでも心癒される時間を過ごすことができます!
イベント終了まであとわずかですが、一度行かれたという方も、まだという方も、ぜひ行ってみてください!!
【公式サイト】
開催期間:開催中~2016/6/12(日))※入場無料・会期中無休
開催場所:横浜市 山手西洋館7館
(ブラフ18番館・外交官の家・ベーリック・ホール・エリスマン邸・山手234番館・イギリス館 ・ 山手111番館)
交通アクセス:みなとみらい線「元町・中華街駅」下車、またはJR根岸線「石川町駅」下車