冬のプランターや鉢植え、花壇などで欠かせない花といえば、真っ先に思い付くのがパンジー。たくさんの花を咲かせたり、長く楽しんだりするコツを知りたい人もいらっしゃることでしょう。
今回は、パンジーを長くたくさん咲かせるための主なポイントを、5つにまとめてみました。
1. 健康な苗を選ぶ
葉の色が濃い。葉姿が引き締まっている苗を選びましょう。地元で苗を選ぶと、生育環境が近いので植え付け後の生育も安定しやすいようです。
2. 日当たり、風通しのよいところに置く
ただし、真冬の冷たい風に当てるのは避けましょう。
3. 咲き終わった花殻や痛んだ葉はマメに摘み取る
毎日でも、週1回でもOK。ライフスタイルに合わせて摘み取りましょう。
4. 土が乾いたらたっぷり水を与える
午前中に与えましょう。
5. 肥料を与える
長期間、多くの花を咲かせるので、定期的に追肥することが重要です。
パンジーは寒さに強いのですが、冬の花数は少なめです。寒い時期にたくさん花を咲かせると株が弱ってしまい、長く楽しむことが難しくなってしまいます。また、霜に当てると葉が凍ってしまいます。1、2回なら回復しますが、度々凍らせてしまうと枯れてしまいます。冬場の鉢の置き場には特に気をつけてください。
暖かくなると、パンジーの葉姿が乱れがちです。徒長(とちょう)してきたら、摘芯や切り戻しをしましょう。そうすることで、新しい花芽を伸ばすことができますから、初夏(7月ごろ)まで花を楽しむことができます。切り取った茎は挿し芽にすると良いでしょう。
パンジーの苗は、園芸店やホームセンターで手に入ります。鉢植えやプランターで楽しんでみませんか。
(エバーグリーン編集部 愛垣)