昨年、こぼれダネから芽を出した青シソ。今年は特にたくさん芽が出て、ワサワサと茂っています。
千切りにして冷奴に乗せたり、酢の物に加えたり、お肉に巻いて揚げ物にしたり、いろいろなメニューで毎日食卓に上っています。シソの爽やかな香りと鮮やかな色が加わると、どんなお料理もワンランクアップ。とても贅沢な一品になるので、この季節の食卓には欠かせません。
でも、家族が一番の楽しみにしている青シソのレシピは、「シソジュース」。
青シソジュースの魅力は、味もさることながら、作る過程。といっても、わが家のレシピは、いたって簡単です。
材料は、
まずは、沸騰したお湯にきれいに洗った青シソを入れ煮詰めます。煮詰めている間、シソの香りがキッチンいっぱいに漂い、爽やかな気分に。5分間ほどたったら、火を止めてシソを取り出し、砂糖を加えて溶かします。
そして、ここからがメインイベント。ここまでうす~い紅茶のような色だった青シソのジュースにクエン酸を投入。
すると……。
なんと、一瞬でパッときれいなピンクにへんし~ん!
この工程が楽しくて、子どもの頃から母がシソジュースを作ると言ったときは、必ず「私がいる時にして」とお願いしているくらいです。
今回は、青シソで作りましたが、赤シソで作るともっと鮮やかな赤いジュースになります。わが家のレシピは、甘さ控えめサッパリ味なので、お子さまのいるご家庭では、もう少し砂糖やはちみつを加えたり、しそが強すぎて苦手という方は、クエン酸をリンゴ酢やレモンなどに変えたりして調整してくださいね。
夏バテ予防や疲労回復にもよいと言われるシソジュース。蒸し暑くなるこれからの季節、わが家の冷蔵庫に欠かせない夏の定番ドリンクです。
(エバーグリーン編集部 まえだようこ)