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【法人向け】業務用エアコンの電気代計算・節約方法を大公開!

  • 2019年8月13日
  • エネチェンジ

夏の電気代のうち大きな割合を占めるものの1つが空調用電力です。業務用エアコンの電気代が多くかかってしまい悩まれている経営者・経理担当者の方も多いのではないでしょうか。

そこで、業務用エアコンの電気代計算・節約方法を詳しくご紹介します。さらに、業務用エアコンについて知っておくと役立つ情報も合わせてお届けします。

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業務用エアコンの電気代は能力によって違う

業務用エアコンの電気代を考えるときに、まず知っておきたいのはエアコンの能力です。

同じ広さでも建物の構造や熱を発する機器の有無などにより空調負荷が変わり、必要なエアコンの能力も違います。飲食店のような熱源がある場所に設置する場合は一般的なオフィスに比べて負荷が高く、より高い冷房能力が求められるでしょう。オフィスではOA機器の数や従業員の人数により、必要な能力が変わります。

快適な温度で過ごしつつ電気代を抑えたいなら、適切な能力の業務用エアコンを選ぶ必要があります。

業務用エアコンの能力の単位は馬力で表す

エアコンの冷暖房の能力は通常kWで表示されます。業務用エアコンの能力は、kWとあわせて馬力という単位で表されることがあります。冷房と暖房で能力が違う場合がありますが、冷房能力の場合は1馬力で約2.8kWとなっています。

家庭用エアコンを選ぶ場合は部屋の広さ(畳数)で機種を選択します。業務用エアコンでも同様に空調面積(坪数)を目安にどの馬力の機種を購入するかを考えます。しかし用途、環境によって空調負荷が違います。

業務用エアコンの能力を自分で決めるのはなかなか難しいため、購入時は空調の販売会社や専門業者に相談するとよいでしょう。

業務用エアコンの電気代の計算方法 家庭用エアコンは期間消費電力量から年間あたりの電気代目安を計算できますが、業務用エアコンはさまざまな業種で使用され、使用時間もまちまちなため、期間消費電力量の記載がありません。

業務用エアコンの電気代はカタログに記載されている冷暖房時の定格消費電力から以下のような計算で大まかに求めることが可能です。

  • 定格消費電力×契約している電力会社の1kWhあたりの電力量料金単価=1時間あたり最大運転時の電気代

業務用エアコンのカタログには、機種ごとの紹介ページに消費電力記載がない場合がありますが、機種一覧仕様表のページに記載されていることが多いので、確認してみましょう。

業務用エアコンのカタログには冷暖房能力が馬力またはkWで記載されています。同じくkWの単位で書かれていても消費電力と能力は別のものです。インターネット上にあるエアコンの電気代解説などでは馬力と消費電力が一緒に扱われていることがありますが、誤りです。混同しないように気をつけましょう。

例えば、東京電力エナジーパートナーの低圧電力(電力量料金 夏季17円06銭/その他季15円51銭)を契約していて、業務用エアコンカタログの定格消費電力欄に冷房3.26kW/暖房3.42kWと記載されていた場合、1時間あたり最大運転時の電気代は以下のように計算できます。

冷房時
  • 3.26kW×17.06円=1時間あたり最大約56円
暖房時
  • 3.42kW×15.51円=1時間あたり最大約53円

注意点として、定格消費電力から計算できるのは業務用エアコンの最大運転時の電気代目安となります。エアコンは設定温度になるまでの間最大運転を行いますが、設定温度になってからの消費電力はそれよりも少なくなるため、あくまでも目安と考えましょう。

電気代を安くするための業務用エアコンの選び方

エアコンの種類は大きく分けると家庭用エアコンと業務用エアコンがあります。家庭用エアコンと業務用エアコンの違いは冷暖房能力です。家庭用のルームエアコンは住宅で使う想定のため、冷暖房能力が小さくなっています。業務用エアコンは事務所や店舗などの広い場所で利用するため、冷暖房能力が大きい機種が用意されています。業務用エアコンを選ぶときに見ておきたいポイントを確認しましょう。

業務用エアコンの種類

業務用エアコンのなかでも形状や室外機と室内機の組み合わせの種類などで、さまざまな機種があります。形状には天井埋込カセット形や壁掛形、床置形などがありますが、部屋のデザインや間取り、設置するスペースなどにあわせて選びましょう。

1台の室外機で同じ能力の複数の室内機を同時に動かす「店舗・事務所用パッケージエアコン」は郊外の店舗や小規模なビルで使われています。同じく1台の室外機ではあるものの、能力の違う複数の室内機を接続して1つずつリモコンで設定を変えられるのが「ビル用マルチエアコン」。病院やホテルなどの広い場所や中規模ビルに適しています。大規模ビルでは熱源が1カ所にまとまっていてオン・オフや温度設定を1カ所で制御する「セントラル空調(中央式空調)」が主流となっています。

空調方式エアコンの種類使われる場所
個別空調家庭用エアコンルームエアコン住宅・小型店など
業務用エアコン店舗・事務所用パッケージエアコン小規模ビル・郊外型店舗・介護老人保健施設など
ビル用マルチエアコン中規模ビル・病院・ホテルなど
セントラル空調(中央式空調)大規模ビル
業務用エアコンの省エネ性能を表すAPFとは?

業務用エアコンには、省エネ性能を表すAPF値が表示されています。APFとは通年エネルギー消費効率のことで、省エネ法での基準値にも使われています。

年間を通して一定条件でエアコンを使用したときに必要な冷暖房能力を期間消費電力量で割った数値で、1kWhあたりの冷房・暖房能力を表します。APF値が大きければ大きいほど同じ能力を発揮するときの消費電力が少なく、省エネ性能が高いといえるでしょう。

エアコンを選ぶときには、能力だけではなくAPF値にも注目してみましょう。

業務用エアコンの電気代節約方法

平均的なオフィスビルにおいて、電力消費のうち空調用電力が占める割合は夏は約37%、冬は約28%と大きいんです。エアコンの電気代が多くかかる夏に向け、業務用エアコンの電気代が節約できる方法を知っておきましょう。

参照:オフィスビルの電力消費の特徴を見る | 政府の節電ポータルサイト「節電.go.jp」
オフィスビルの電力消費の特徴 | 政府の節電ポータルサイト「節電.go.jp」

業務用エアコンの定期的なメンテナンスをする 2015年4月に施行されたフロン排出抑制法により、業務用エアコンの管理者にはエアコンの定期点検義務が定められています。定期点検を実施することは、フロン類の漏えいを防げるだけでなく、電気代の節約にも大きな効果があるのです。フィルターの掃除はもちろん、点検やそれに伴う部品交換などの保全をすることで長く効率的に使えるでしょう。 エアコンのフィルター清掃はこまめに行う

定期的なメンテナンスに加え、エアコンでいちばん汚れやすい室内機のフィルターはこまめな清掃が大事です。業務用エアコンのフィルターは数カ月でホコリが溜まってしまい、フィルターが目詰まりすると運転効率が下がって電気代が高くなります。

出典:経済産業省東北経済産業局 経済産業省の資料にあるメンテナンスなしのまま運転をした事例では、約4年後に高圧圧力が上昇して性能が著しく低下したそうです。その結果、メンテナンスをしていた場合と比べて平均消費電力が約40%も増加したといいます。 点検と保全で耐用年数を延ばす 出典:経済産業省東北経済産業局 定期的なメンテナンスはエアコン故障を予防します。また、点検時に洗浄や部品の交換などの必要な保全を行うことで、摩耗による故障までの耐用年数を延ばすこともできます。 電気代が節約できるエアコンの使い方を知る エアコンの使い方によっても、電気代は変わってきます。電気代が節約できるエアコンの使い方を知っておきましょう。 エアコンをつけたり消したりせず、自動運転でつけっぱなしにする

エアコンは室温が設定温度になるまでの間がいちばん電気代がかかります。そのため、電気代を節約しようと思ってエアコンをつけたり消したりしてしまうと、逆に電気代が多くかかってしまうことがあります。エアコンは自動運転でつけっぱなしにした方が、電気代を節約できます。

「設定温度自動復帰機能」や「設定温度範囲制限機能」をじょうずに使う

業務用エアコンには「設定温度自動復帰機能」や「設定温度範囲制限機能」がついている機種があります。

設定温度自動復帰 一時的に設定温度を変更した場合でも、設定した時間後に設定した温度へ自動で戻る機能。規定の設定温度を維持して電気代の節約ができる。オフィスや工場など不特定多数の人が設定温度を変更できる公共の施設向け。 設定温度範囲制限機能 設定温度の上限・下限を制限できる機能。冷やし過ぎ・暖め過ぎを防いで電気代の節約ができる。学校や塾、病院、飲食店や店舗、オフィスなどで、従業員が勝手に設定温度を下げ過ぎる・上げすぎることを防ぐ。

空調機メーカーのダイキンによると、業務用エアコンの設定温度を1℃変更すると消費電力は約10%前後変わるそうです。「設定温度自動復帰機能」や「設定温度範囲制限機能」をじょうずに使い、電気代を節約しましょう。

「デマンド制御機能」で電気の基本料金を抑制する

電力会社との契約が、過去1年間の最大需要電力により契約電力を決定するデマンド料金制(高圧受電500kW未満)になっている場合、エアコンをフル運転する夏の昼間などにたくさん電気を使用すると、その値で基本料金が決定されてしまいます。また、電力会社との協議により契約電力が決められている場合(高圧受電500kW以上)、最大需要電力が契約電力を超えると、契約超過金がかかってしまいます。

そこで、業務用エアコンのデマンド制御機能を使い、ピーク時の使用電力をセーブしましょう。デマンド設定を行うことで最大需要電力の値を抑えることができ、電気代を節約できます。

エアコンの消し忘れを防ぐためにタイマー機能を使う

エアコンを消し忘れて帰ってしまった場合、無駄な電気代がかかってしまいます。特に業務用エアコンの設置台数が多い場合や連休前などに消し忘れてしまうと電気代の大きな無駄になってしまいます。就業時間が決まっているオフィスの場合は、エアコンのタイマー機能を使い、消し忘れを防ぎましょう。

日射でじょうずに室温をコントロール

室内の温度を快適に保つために必要なことはエアコンの設定だけではありません。室温には日射熱も影響しています。

カーテンで部屋の日射を調節

日射により窓から熱が入ってくると、室内の温度が上がります。夏であればエアコンの電気代もその分多くかかってしまいますので、カーテンやブラインドで日射を遮りましょう。薄いカーテンやレース素材でも遮熱機能のあるカーテンがあります。インテリアファブリックス協会の基準による遮熱マークがついているものを目安に選ぶといいでしょう。

反対に冬は積極的に日射を取り入れることで室温を上げて、じょうずに電気代を節約しましょう。

室外機には打ち水も効果的

エアコンは室外機周辺の温度が高くなると冷房効率が低下します。サンシェードなどで室外機への日射を防止し、空調効率を向上させましょう。

また、業務用エアコンの室外機の吹き出し口近くに障害物があると、吹き出した空気を再び吸い込むことになります。冷暖房効果が弱まりますので、室外機周りにはものを置かないようにしましょう。夏は室外機への打ち水で熱交換器を冷やすことでも運転効率が高まります。

電力会社を見直す 契約している電力会社を見直すことで、電気代の削減が可能です。電力自由化によって数百社の新電力が小売事業に参入しました。料金プランは電力会社によって異なり、多くの新電力は旧一般電気事業者よりも安い料金プランを打ち出しています。

従業員に節電を呼びかけるなど努力はしているけれど電気代をもっと削減したい、という経営者・経理担当者の方は、電力会社の切り替えを検討するのもひとつの手です。

「どの電力会社を選べばいいのかわからない」という経営者・経理担当者の方は、担当者様がスムーズに電力会社を選べるように、エネチェンジBizが、公平な立場から最適な電力会社選びをご提案いたします。電気の切り替えでいちばん大変な「電力会社ごとの見積もりをとって、比較する」という部分を、電力に関する知識を持った専任担当者がフォローをさせていただきます。

エネチェンジBizをご利用いただいて、最大58.51%も電気料金が削減できた事例もあります。「切り替えるかどうかわからないけど、相談だけしてみようかな」という方も、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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業務用エアコンの電気代でお悩みの方は、エネチェンジがサポートします

業務用エアコンの種類と選び方、電気代計算方法、電気代節約方法をご紹介しました。業務用エアコンの電気代を節約するには、エアコンの使い方などの節約方法を知ることに加え、契約する電力会社の料金プランの見直しも大きな効果が期待できます。

エネチェンジBizでは、高圧電力をご契約されている企業法人を中心に、低圧の企業法人も含め、電気代が安くなるお手伝いとして、削減額の無料診断や、複数の電力会社の比較資料の作成、切り替えお申し込みのサポートなどをすべて無料でおこなっています。

今より安い料金プランの会社に切り替えるだけで電気代を安くすることができるので、夏の電気代を少しでも安くしたい方は早めの比較検討をおすすめします!以下のフォームからぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
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