サイト内
ウェブ

エコな建築、エコな町づくり

  • 2009年3月19日
  • 緑のgoo編集部

 近年日本でもエコハウスなどが目立ってきていますが、ここスウェーデンでも事情は同じ。今回は一つの地域を丸ごとエコな町に作り上げたマルメ市の例をご紹介したいと思います。


マルメ市概要

地図
スウェーデンの南西に位置するマルメ(クリックで拡大)
 マルメ市はスコーネ(南スウェーデン)の中でも南西に位置し、デンマークへの玄関口としても有名です。コペンハーゲンとつながるOresund橋が出来たのは2000年夏。人口約28万人(2008年1月)でスウェーデンでは3番目、北欧では7番目に大きい都市です。

Oresund橋
スウェーデンとデンマークを結ぶOresund橋

Vastra Hamnenとは?

Vastra Hamnenへの入口
Vastra Hamnenへの入口
 そのマルメ市北西にある地域・Vastra Hamnen。簡単に歴史を紹介すると、もともとこの地域一帯は造船所で有名な工業地帯でした。しかしこの地域をリードしてきた造船会社のKockumsが閉鎖されたあと、現在のような時代をリードするエコシティと生まれ変わったわけです。


自然光を取り入れたアパート
自然光を取り入れたアパート
ウニちゃんも日光浴?
ウニちゃんも日光浴?
 きっかけは2001年のヨーロッパ住宅展示会Bo01という催し。古い歴史のマルメ市ですが、この地域は非常に新しいこともあり、この催しをきっかけに内外からも注目される場所となりました。新しいだけではなく環境にもやさしく持続性のある建設・建築方法、町づくりとしても注目を集めており、内外から多数の訪問者を受け入れている地域です。

 海外から訪れる視察団はもちろんのこと、この町に住む人にとっても人気のエリアで、夏になると海に面したサンデッキにはたくさんの日光浴を楽しむ人たちで賑わっています。


キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

記事の無断転用は禁止です。必ず該当記事のURLをクリックできる状態でリンク掲載ください。