ゲスト講師に小島舞さんを招き、「エネルギーの今とこれから」をテーマに、エコロジーとエネルギーのバランスした社会について学び合う、エコ×エネ・カフェ。4年半ぶりの対面開催となった今回は、学生から社会人まで多様な顔ぶれが集まりました。
【目次】
①:ぺちゃくちゃタイム
②:全体セッション
④:クロージング
ぺちゃくちゃタイム
小島さんのお話を受けて、テーブルごとに「日本のエネルギーの未来をどうしたいですか?あなた自身はどう生きていきたいですか?」という問いや、感じたことや気づいたことを自由に語り合いました。
参加者からは、以下のような意見や感想がありました。
▪自分がエネルギーの現状をいかに知らないかがよくわかった。発電に天然ガスがあんなにたくさん使われているとは思わなかった。こういう情報をもっと発信していきたい。
▪2050年のカーボンニュートラルを待たずに地球が持たなくなるのでは?と心配している。
▪いろいろなことを知ると、何が本当にエコなのかがわからなくなってくる。電子化はエコだと思われているが、データを管理保存するのにも電力が必要なのは当然のこと。電子と紙を適材適所で使い分けていきたい。
▪クリーンと言われているエネルギーも、それを生み出すまでに環境負荷がかかっているということを考えるとどちらがクリーンなのかはわからなくなるが、トータルで考えたときにエコになるようにきちんと見極めてクリーンなエネルギーを選んでいきたい。
▪地方移住には疑問がある。地方は車が必需品なので、車の維持費やガソリン代もかかる。寒冷地だと暖房が必須だし、都市ガスの整備がないと高価なプロパンガスの代金を払わなければいけなくなる。少し動くにも車が必須だと、地方の方がエネルギーを使っているのではないかと思う。
▪地方は「ミニ東京」か「寂れた町」に二極化していると感じる。地方の良さを生かすような地方創生が大事だと思った。
▪都市と地方のいいとこ取りをしてエコな行動ができるように、ワーケーションを推進していきたい。
▪経済とエコどちらにも良い方法としてバイオマスエネルギーに注目している。地域活性にもなると思うので推進したい。
▪今日ここで話しているようなことを親や祖父母の世代に話しても通じる気がしない。エコやエネを考えていくにあたっての世代格差を感じているので、そこを乗り越えていきたい。
▪日本はあらゆることを輸入に頼っているので、何らかの事情で輸入がなくなったら立ち行かなくなってしまう。エネルギーも地産地消していきたい。