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その選択、本当にエコ?
~ライフサイクルアセスメントで自分の行動を見直そう~
-「第27回エコ×エネ・カフェ」(前編)

  • 2018年3月1日
  • 緑のgoo編集部

LCA(ライフサイクルアセスメント)とは

森:LCAとは、わかりやすく言うとどういうことでしょうか。

田原: 茶碗1杯のごはんの環境負荷について考えてみてください。どこからどこへ、どんなものが動いて、CO2はどれくらい出ているでしょうか。

参加者: お米を育てるには、種まきをして水をあげたり、肥料を与えることが必要です。収穫や脱穀、そして運搬、ご飯を炊くエネルギーもありますし、食べた後にでる廃棄物の処理も、CO2の排出に影響すると思います。

田原:ライフサイクルを追いかけていただいた回答で、ほぼ合格です。例えば、肥料を与えた後の土壌からの流出も環境負荷掲載の範囲に入れるべきか、など、バウンダリー(範囲)をどこまで入れて考えるかを考えることも大切です。

スライド5

森: これを考えるのがLCAなんですね。参加者のみなさんに事前にやっていただいた「CO2チェッカー」も田原さんがおつくりになったのですよね。

田原:消費者がどう変わればいいかという研究をした時に取った相当数のアンケートを分析してつくったもので、生活で出るCO2の量がわかるようになっています。

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