取材日:2016年2月12日
東京電力に勤務し、窓口業務や自然保護活動、温暖化交渉など多様な観点から電力問題に携わり、現在は研究者として電力政策に関する情報発信を精力的に行っている竹内純子さん。2016年4月にスタートする「電力自由化」は、そもそも何故、話題となっているのでしょう。自由化することで、社会や私たちの生活にどのような影響が及ぼされるのでしょうか。素朴な疑問から、日本のエネルギーの未来まで、対話を通じて楽しく探求していきます。
ゲスト:NPO法人国際環境経済研究所理事・主席研究員 竹内純子
竹内純子さんメッセージ:
電力自由化の講演を多く行っていますが、自分ごととしての質問だけではなく、自由化が社会や国のエネルギー政策に与える影響を中長期的な観点から考えている意見が多かったことが印象的でした。電力を考えることは、自分たちの暮らしの生命線を考えることでもあります。電力自由化をきっかけに、電力を自分ごととして捉えていただけたらと思います
川島さん:
こんなに自発的に考えるカフェに参加したのは初めてでとても刺激になりました。電気は生活全般に関わるものなのに、これまでは第三者的に見ていたように思います。ビジネス的な側面など、新しい視点も得られて新鮮でした
山内さん:
電力自由化は話題になっていますが、思っていたよりも意識されていないことだと改めて気づきました。これからの電力のあり方を考える上で、誰が責任を持ち安定供給を考えていくかを考えていくことも、とても大切だと思いました