第20回 「最新の環境配慮型オフィスビルに学ぶエコ×エネな都市開発」

取材日：2015年10月31日　

品川シーズンテラスは、建築・土木の最先端技術・ノウハウを集結し、広大な緑地を備えた国内最高水準の環境配慮型オフィスビルとして、2015年5月末に竣工しました。延べ床面積約20万m2の建物には、様々な環境施設を導入し、環境負荷軽減と快適な室内環境の創出を両立しています。また、BEMS（ベムス）を導入したエネルギー使用量の見える化、太陽光発電量のデジタルサイネージからの見える化等、環境配慮を身近に感じられるようなさまざまな工夫を取り入れています。今回は品川シーズンテラスの企画や設計等に携わった4人の方をゲストに、オフィスビルを見学し、プロジェクトへの想いを伺ったのち、環境配慮型オフィスビルやエコな都市の未来について、対話を通じて楽しく探求していきます。

ゲスト：（写真上段左→右、下段左→右）
NTT都市開発 プロジェクト推進部 企画担当課長 仁藤さん
NTT都市開発 プロジェクト推進部 建築担当課長 高橋さん
大成建設 建設本部 専門技術部 環境デザイン室 室長 山下さん
大成建設 建設本部 設備建設第二部 小野田室 シニアエンジニア 久保田さん

品川シーズンテラス http://shinagawa-st.jp/

仁藤さんメッセージ：
普段は施工業者など、業界の関係者の方とお話をして進めていますが、今日は学生の方や一般の方など、多様な方とお話ができて大変参考になり、いろいろな意見を聞くことの大切さをデベロッパーとして改めて実感しました。環境配慮型オフィスビルについてより多くの方たちに知っていただき、その価値が社会的にも認められて、エコな社会が広がっていけばと考えています

野口さん：
エコだけではなく、知的生産性の向上にも配慮されていることは重要だと思いました

下村さん：
今回のように”環境配慮型オフィスビル”というひとつのテーマについて、複数のゲストから多様な視点の意見が聞けたことは新鮮でとてもよかったです。話題のBEMS導入ビルを実際にみたのは初めてで勉強になりました