取材日:2015年6月15日

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の研究員として宇宙太陽光発電と無線エネルギー伝送の研究をしている牧謙一郎さん。宇宙という未知なる世界に着目し、何十年にも及ぶと言われる壮大な研究を手がけるその先に、どのような未来を描いているのでしょうか。未来のエネルギーの可能性とは何か、そして技術と人間はどのように共存していけるのかについて、対話を通じて楽しく探求していきます。
ゲスト:国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所宇宙エネルギー工学研究室助教 牧謙一郎


牧 謙一郎さんメッセージ:
いろいろな方が積極的に話しかけてくれて、こちらが投げかけたことに反応を返してくれることを嬉しく思いました。夢を追う上で重要なのは、自分に嘘をつかず、素直に感じる気持ちを大切にすることだと思います。自分の研究の成果を、社会に役立て、人と技術が良い形で共存することに活かしていけたら本当に嬉しいですし、自然を壊さず、エコロジーとエネルギーが両立する社会をどう実現させればいいかを、今後もいろいろな皆さんと意見を交わしながら、考えていけたらと思います
湯澤さん:
社会にとってよりよい技術が生まれることはいいことだと思います。一人ひとりの意識を向けていくことで、エコロジーやエネルギー、技術が共存できる社会を実現できたらいいなと思います
杉山さん:
システムを大きく変えていくためには、国家レベルの予算が必要です。未来について、みんなで意見を交わし、理解を深めながら進めていくことが大切なのだと感じます