取材日:2014年11月19日

日本のエネルギー自給率を高めるために、私たちはどんな可能性を持っているのでしょう?
今回は環境ジャーナリストとして活躍する傍、自然エネルギーを通じた地域の人材育成プログラム「まちエネ大学」の事務局長として全国各地を奔走している木村麻紀さんをゲストにお招きして、地域を元気にする再生可能エネルギー事業についてお話を伺い、多様なメンバーを交えてアイデアを出し合いました。
ゲスト:まちエネ大学事務局長/ジャーナリスト 木村麻紀


木村麻紀さんメッセージ:
再エネと何かを結びつけた事業づくりの話をしましたが、ダイアログを通じて、先ずは地域でどんなことをやりたいか、どんな未来をつくりたいかを考えるところから再エネと組み合わせることが、地域で再エネ事業を続けていく上で大事なことだと改めて感じました。今、地域は人材を求めています。エネルギーを地域でつくり、お金も地域でまわしていくしくみをどうやってつくっていけばいいのか。これからも皆さんとつながりながら考えていけたらと思います。
西坂さん:
自分ひとりではなかなか発想できない意見に出会うことができました。持続可能性についての議論は日々進化していますので、今日ここで学んだことを勤務先の社内にも伝えていきたいですし、当事者意識を持って自然に取り組んでいくにはどうしたらいいのか、自分も体験的に学んでいきたいと考えました。
佐々木さん:
公民館や学校を活用するなど、地域とつながり、コミュニティをつくりながらエネルギーをつくることの大切さを実感しました。一人の人間として、普段の生活を通じて、エネルギーとの関わりや社会的な出来事に関心を持っていきたいと思います。