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東京ガス メキシコのエオリオス・エンテーヘー社へ出資

  • 2019年12月19日
  • エネクトニュース
エオリオス・エンテーヘー社へ出資
2019年12月12日、東京ガス株式会社(以下、東京ガス)と東京ガスアメリカ社は、エオリオス・エンテーヘー社へ出資したこと、資産運営管理のために社員3名が出向することを明らかにした。

エオリオス・エンテーヘー社は、本社をフランスに置くエンジー社が、再生可能エネルギー開発および運営のために、メキシコで設立した共同開発運営会社だ。今回の東京ガスの出資により、エオリオス・エンテーヘー社は、エンジー50%、東京ガス50%という資本構成になった。

再生可能エネルギー電源の売電を検討
エオリオス・エンテーヘー社は、再生可能エネルギー発電プロジェクト(メキシコ)の参加に積極的な姿勢を見せている。現在、6つのプログラムへ参画する方針だ。トロンペソン(太陽光発電)とトレスメサス3(風力発電)という2つのプロジェクトへの出資は既に完了している。

今後は、再生可能エネルギー電源の売電を、在メキシコ日系企業などを主なターゲットとして推進していく方針だ。

経営ビジョン“Compass2030”
2019年11月、東京ガスは、“Compass2030”という経営ビジョンを策定・公開した。今回の出資は、同経営ビジョンにおける“再生可能エネルギー電源取扱量500万kWの達成”に貢献するものである。

1969年に、日本で初となる「LNG」を導入した同社は、
化石燃料である天然ガスを扱うリーディングカンパニーとして、気候変動と真摯に向き合っていくことも、私たちの責務である(東京ガスホームページより)
とし、天然ガスと相性のよい再生可能エネルギーなど取り入れ、暮らし・都市・地球のソリューション提供を続ける。

渋沢栄一氏の理念“公益追求”
同社では、創立者である渋沢栄一氏の“公益追求”という理念は、近年世界的に注目が集まっている“SDGs(持続可能な開発目標)”に通じると考えている。

2016年~2030年の間の国際目標である“SDGs”は、2015年の国連サミットにおいて採択された。“SDGs”では、
地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)(外務省ホームページより)
を誓っている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

東京ガス株式会社
https://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20191212-03.html

東京ガスグループ経営ビジョン
https://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20191127-01.pdf

外務省
https://www.mofa.go.jp/

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