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認知率、93%。GfK Japan、EVとFCVに関する消費者調査を実施

  • 2019年11月11日
  • エネクトニュース
ドライバー約16000名に認知・購入状況を訊ねる
GfK Japanは、電気自動車(EV)と燃料電池自動車(FCV)に関する消費者調査を実施し、その結果概要を2019年11月8日に発表した。

同社は、ドイツを本拠地として約80年の歴史を誇るグローバルマーケティングリサーチ企業・GfKの日本法人。同調査では、日本全国のドライバー約16000名に対して、EVとFCVの認知・購入状況を訊ねている。

「価格が高い」という回答、68%
調査ではまず、EVとFCVの認知について訊ねている。結果、EVを「どのようなものか理解している」という回答者の割合は、半数を超える58%をマーク。FCVについては、40%となった。「詳細は把握していないものの名前は聞いたことがある」というドライバーを含めた場合、EVの認知率は93%、FCVは79%に達している。

EVとFCVのいずれかを認知しているドライバーには、それぞれのイメージについても質問。結果は、EVとFCVの両方について「価格が高い」という回答が68%に達した。一方、「音が静か」「環境にやさしい」といったポジティブな回答も多く、60代以上のドライバーではこの傾向が高い点に、GfK Japanは注目している。

許容できる充電時間、「1回30分以下」が67%
EVとFCVの購入状況については、過去に購入を検討したことがある回答者の割合は、12%となった。また、そのうち実際に購入した人の割合は、3%に留まっている。購入しなかった理由については、「車両価格が高いから」「航続距離が短いから」と共に「充電できる・水素を充てんできる場所が少ないから」という回答も多く寄せられた。

なお、充電時間がどのくらいであればEVを使ってみたいかを訊ねると、「1回30分以下」という回答が67%を占めている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

「電気自動車・燃料電池自動車に関する消費者調査」 - GfK Japan
https://www.gfk.com/

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