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東北電力等、V2G実証プロジェクトを拡大継続

  • 2019年10月27日
  • エネクトニュース
充放電スタンドを遠隔制御し、電力需要調整に活用
東北電力株式会社(以下「東北電力」)は10月23日、2018年度から行っているV2G実証プロジェクトを拡大し、4社と共同で2020年3月31日まで継続すると発表した。

V2Gでは電気自動車やプラグインハイブリッド車の蓄電池を電力系統に連携して遠隔操作で充放電を行い、電力の需給バランス調整に利用する。プロジェクトは経済産業省の補助を受け、2018年度に仙台市のホテルにおいて、電気自動車2台を用いたカーシェアモデルの実証を行った。

今回の実証では、観光施設や事業所の充放電スタンド4台と電気自動車4台が加わり、これまでに構築したサーバーに機能を追加して、技術の検証と新たなビジネスモデルの検討を行う。

制御システムを構築し将来のV2Gのあり方を検討
日産自動車とホテルの実証場所を提供した三菱地所は、カーシェアリング事業やホテルでの電気自動車活用に関するデータを収集して分析。

三井物産は水族館に隣接した駐車場で充電スタンドを設置・運営し、リコージャパンは仙台市と郡山市の事業所で実証に参加。

東北電力は充放電スタンドの遠隔制御システムを構築するとともに、電気自動車の充放電が電力系統にもたらす影響を評価する。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

東北電力 リリース
http://www.tohoku-epco.co.jp/news/normal/1203578_1049.html

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