洋上と陸上、一つは2021年度に着工の予定
東北電力株式会社(以下「東北電力」)は10月17日、秋田県で進行中の風力発電事業2件に参画すると発表した。
これら開発中のプロジェクトは「秋田県北部洋上風力発電事業」と「能代山本広域風力発電事業」の二つ。前者は出力規模最大45万5000kWで運転開始は2024年以降、後者は10万kW規模で着工予定が2021年度、運転開始は2023年度以降となっている。
プロジェクトには約10の企業や団体が名を連ね、洋上風力発電事業では、東北電力が業務執行を担う3社の1員を務めている。
目標200万kWのできるだけ早い達成に向けて
東北電力は再生可能エネルギー全般で約200万kWを開発する目標を掲げ、特にこれからの再エネの主軸として、風力発電事業に力を入れている。
日本風力発電協会によると、2018年末の時点で地域別の風力発電導入量において、東北電力は2位に続く九州電力のほぼ2倍の990MW。都道府県別で常に上位にランクする青森県と秋田県がエリア内にある。
同社はできるだけ早期に目標を達成できるよう、今後も積極的に再エネ開発に取り組んでいく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
東北電力 リリース
http://www.tohoku-epco.co.jp/news/normal/1203528_1049.htmlhttp://www.tohoku-epco.co.jp/news/normal/1203529_1049.html