檜山エリア沖一帯で10月中旬まで水深を測定
電源開発(Jパワー)は8月26日、北海道檜山エリア沖で、洋上風力発電事業に向けて海底地形調査を開始したと発表した。
電源開発は再生可能エネルギーの開発を積極的に進め、風力発電では合計出力45万キロワットの施設を有しており、国内第二位の規模を誇る。北海道檜山エリアにおいては陸上で2005年と2014年にウィンドファームの運転を開始し、現在さらに二カ所で風力発電所を建設中。
これら陸上の風力発電所に続き、今回の調査では洋上風力発電所の開発可能性を探る。期間は8月下旬から10月中旬までの予定で、ヘリコプターと調査船を動員して該当区域の水深を測定していく。
国内外で培った洋上風力発電の知見を活かして
「再エネ海域利用法」が施行された今年、洋上風力発電の有力候補地の調査が全国で進んでいる。
電源開発はNEDOや日立造船、九電グループと取り組む北九州市沖における洋上風力発電実証設備の建設・運営に携わり、英国で洋上風力事業にも参画している。
同社はこれらの事業で培ってきた知見や経験を活かして、これからも地球環境に優しい風力発電の開発を推進していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
電源開発 リリース
http://www.jpower.co.jp/