一般家庭向け(低圧)の契約切替え手続きについて
2020年2月28日、経済産業省は、一般家庭向け(低圧)の契約切替え(スイッチング)手続きについてのお知らせを公表した。
電力自由化に向けて、同省が相談を受ける事例があったことを受け、手続きの方法をホームページで紹介している。
手続きに必要な情報は、
1.氏名
2.住所
3.現在契約している小売電気事業者の顧客番号
4.供給地点特定番号
(プレスリリースより)
の4点だ。なお、3と4の情報がない場合でも、手続きが可能なケースもあるという。
また、破産手続が開始される「あくびコミュニケーションズ株式会社」で契約を行っている人向けに、注意事項を告知している。新たな契約先と契約を行わない場合、停電になる恐れがあるという。
あくびコミュニケーションズ株式会社
あくびコミュニケーションズ株式会社は、2019年12月25日に、電気事業法(第2条の13第1項及び第2項並びに第2条の14第1項)に違反したとして、経済産業省電力・ガス取引監視等委員会から業務改善勧告を受けた。
その後、2020年1月から、代表取締役社長が田名部弘介氏から佐竹雅哉に変更となったことを、2020年1月28日に公開している。
破産手続について、あくびコミュニケーションズ株式会社の破産管財人である弁護士の佐長功氏から発表があったのは、2020年2月28日だ。同社のホームページにおいて、東京地方裁判所によって破産手続開始が決定されたことを報告している。
(画像は経済産業省ホームページより)
▼外部リンク
経済産業省
https://www.meti.go.jp/