「Smart Star L」に英国Moixa社のAIソフトを連携
伊藤忠商事株式会社（以下「伊藤忠商事」）は10月24日、AI技術を活用した次世代蓄電システムと蓄電池専用電力料金プランの販売を11月から開始すると発表した。
伊藤忠商事は2013年から蓄電池市場に参入、株式会社エヌエフ回路設計ブロック（以下「エヌエフ回路社」）とともに開発・製品化した一般家庭用の蓄電池「Smart Star L」を販売してきた。同製品にはこれまで累計約1万台の販売実績がある。
今回発売する商品ではSmart Star Lに英国のMoixa Energy Holdings Ltd.のAIソフトを連携。電力小売のTRENDE社から同システム専用の料金プラン「あいでんき」も併せてリリースする。
FIT期間の終了で、太陽光発電の地産地消が拡大
2009年に開始した太陽光発電のFIT期間が、2019年10月から順次終了していく。そのため得られた電力を自宅で使う「地産地消」の流れが拡大する見込みだ。
新製品は従来のSmart Star Lが持つ停電時の強みに加え、AIの活用とエヌエフ回路社の遠隔制御システムとの連動で、太陽光と蓄電池の効率的な運用を可能にする。
伊藤忠商事は今後、バーチャルパワープラント事業をはじめとする多様なビジネス展開を図り、分散型エネルギー社会の実現に貢献していく方針だ。
（画像はプレスリリースより）
▼外部リンク
伊藤忠商事 リリース
https://www.itochu.co.jp/ja/news/press/2018/181024_2.html
