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エクソル、力率一定制御対応でも定格出力低下による発電ロスが発生しないPCS発売

  • 2018年9月23日
  • エネクトニュース
力率一定制御対応でも発電ロスのないPCS発売
株式会社エクソルは9月20日、力率値を0.95に設定しても定格出力が低下せず、力率一定制御対応でも定格出力低下による発電ロスが発生しないパワーコンディショナ(PCS)「XL-PSME55L2/XL-PSM55L2」を発売すると発表した。

日本電気技術規格委員会は、この3月に「系統連系規定」を改訂し、50kW未満の太陽光発電システムを低圧配電線に逆潮流ありで連系する場合、システムの標準力率値を0.95(95%)とすることを規定している。

ところが、力率値を0.95に設定するとPCSの定格出力が低下し、晴天の日中時などPCSの容量×0.95よりも大きく発電した時には、ピークカットによる発電ロスが発生することから、年間の発電量で数%程度のマイナス影響が生じる可能性がある。

そこで同社は、このロス発生を回避すべく回路設計の最適化を図り、力率値を0.95に設定しても定格出力の低下がないPCS「XL-PSME55L2/XL-PSM55L2」を発売することとしたもの。

システム設計上の自由度が高いマルチストリング型
同製品は、マルチストリング型でシステム設計上の自由度が高いことから、屋根スペースを最大限に活用できるほか、海岸近くの塩害地域などでも設置ができるという。

なお、両製品の希望小売価格(税抜)は、XL-PSME55L2(低騒音型)が528,000円、XL-PSM55L2が498,000円となっている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社エクソル プレスリリース
https://www.xsol.co.jp/wp-content/uploads/2018/09/
 

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