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中部電力など4社、米子市で木質専焼バイオマス発電所開発計画を発表

  • 2018年10月1日
  • エネクトニュース
米子市で木質専焼バイオマス発電所の開発を計画
中部電力株式会社、東急不動産株式会社、三菱UFJリース株式会社とシンエネルギー開発株式会社の4社は9月27日、米子バイオマス発電所の事業主体である「米子バイオマス発電合同会社」に匿名組合出資を行うことに合意し、この事業会社がプロジェクトファイナンスによる融資契約を同日に締結したと発表した。

プロジェクトファイナンスは、三井住友信託銀行がアレンジャーとなり、山陰合同銀行、鳥取銀行、NTTファイナンス、中国銀行、足利銀行、山口銀行他が参加している。

この発電事業は、鳥取県米子市に発電出力が54,500kWとなるバイオマス専焼発電所を建設・運営するもので、シンエネが開発を進めてきたもの。

東急不動産と三菱UFJリースは、同事業会社のアセットマネジメント業務を100%出資子会社を通じて共同受託するほか、中部電力とシンエネは、プロジェクトマネジメント業務を受託する。

また出資会社の構成は、中部電力(30%)、東急不動産(30%)、三菱UFJリース(30%)、シンエネ(10%)となる。

発電出力が54,500kWとなる発電設備を設置
この発電事業は、鳥取県米子市の和田浜工業団地内にて、木質ペレットとパーム椰子殻を燃料に用い、発電出力が54,500kWとなる発電設備を設置するもの。この想定年間発電電力量は約3.9億kWhとなり、これは一般家庭約12.5万世帯の使用電力量に相当する規模となる。

この工事開始は2019年9月を予定し、運転開始は2022年3月を予定している。

(画像はプ中部電力株式会社HPより)


▼外部リンク

中部電力株式会社 プレスリリース
http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/

 

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