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Jパワー、北海のTriton Knoll洋上風力発電所で建設段階から事業に参画

  • 2018年8月16日
  • エネクトニュース
英国の洋上風力事業持株会社株式のうち25%を取得
電源開発株式会社(Jパワー)は8月13日、ドイツのinnogy社(正式名称:innogy SE)の100%子会社であるInnogy Renewables UK Ltd,が全てを保有しているTriton Knoll Hold Co Ltd.(英国の洋上風力事業持株会社)の株式のうち25%を取得し、海外での洋上風力発電事業に建設段階から参画すると発表した。

そして、この持株会社の権益を取得するため、Jパワーの持分比率が100%のJP Renewable Europe Company Limitedを、英国に投資会社として設立したという。

この持株会社は、同社が全株式を保有するTriton Knoll Offshore Wind Farm Ltd.(プロジェクト会社)を通じ、英国東部に位置する北海にてTriton Knoll洋上風力発電所(風車容量9,500kW×90基、合計860,000kW)の建設・保守・運転を行う。運転開始は2021年を予定している。

またこの事業は、英国のCfD制度(風力などの低炭素電源に付与される投資インセンティブ制度)の対象事業に認定されており、運転開始から15年間にわたって、差額決済方式による固定価格が保証されているとのこと。

国内外での再エネ事業への取組みを加速
なおinnogy社は、ドイツのエッセン市に本社を置く再エネ・配電事業会社で、洋上風力発電では世界第3位のシェアを有している。

また欧州は、世界の洋上風力設置容量の90%以上を占め、中でも風況資源に恵まれた英国北海海域は導入が最も進んでいる地域となる。

同社は、今回の参画で得られる洋上風力事業での建設・保守・運転に関する知見を活かし、国内外での再エネ事業への取組みを加速していくとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

電源開発株式会社 プレスリリース
http://www.jpower.co.jp/news_release/2018/08/

(資料1)トライトン・ノール洋上風力発電所の概要
http://www.jpower.co.jp/news_release/pdf/

 

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