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大阪ガス、米Geliと日本で蓄電池最適運用に関する実証を共同で行うことで合意

  • 2018年8月14日
  • エネクトニュース
蓄電池の最適運用に関する実証の共同実施で合意
Daigasグループの大阪ガス株式会社は8月7日、VPP(Virtual Power Plantの略、仮想発電所)プラットフォームを構築する米国スタートアップ企業のGrowing Energy Labs,Inc.(以下、Geli)と、日本で蓄電池の最適運用に関する実証を共同で行うことで合意したと発表した。

同社は、VPPや蓄電池制御のノウハウ獲得のため、今年3月にGeliに出資をし、実証試験を行う準備を進めてきていて、この8月から同社保有の実験集合住宅「NEXT21」と今津グラウンドにて、蓄電池を利用した新サービスの実現に向けた実証試験を行うとしている。

今回の実証試験では、NEXT21にてPVと蓄電池を効果的に組み合わせ、経済性の向上と系統需給バランス調整の両立検証を行う。

また今津グラウンドでは、業務用・産業用の顧客ニーズを想定し、受電のピークカットと系統需給バランス調整の両立検証について、蓄電池を使って行うとのこと。

家庭用太陽光発電電力の自家消費ニーズが高まると予想
なおGeliは、分散電源等の制御用ソフトウェア開発企業で、特に蓄電池の制御に強みがあり、大型電源で従来行われてきた電力系統の需給バランス調整について、多数の蓄電池で構成するVPPで実現するプラットフォームを、米国と豪州で提供している。

そして今後は、日本でも再エネ導入拡大とともにVPP活用ニーズが高まると見込まれているほか、家庭用太陽光発電の固定価格買取期間終了に伴って家庭用太陽光発電電力の自家消費ニーズが高まり、蓄電池の活用が広がると予想されている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

大阪ガス株式会社 プレスリリース
http://www.osakagas.co.jp/company/press/pr_2018/

 

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