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東電PG、台湾でスマートコミュニティ開発に参画

  • 2018年6月20日
  • エネクトニュース
台湾政府の開発計画で協力依頼を受ける
東京電力パワーグリッド株式会社(以下「東京電力PG」)は6月15日、台湾政府が進めるスマートコミュニティ開発のコンセプト検討ならびに実証事業に参画すると発表した。

同開発計画は、グリーンエネルギー技術の発展を促す政策の一環であり、2007年に開業した台湾高速鉄道の台南駅周辺、サルン地区で実施されている。東京電力PGはコミュニティ開発のコンセプト検討を行ってきた国立成功大学から協力依頼を受けた。

両者は今後開発計画の第1期に向けて、コミュニティのエネルギーマネジメントシステムを開発し、散在する再生可能エネルギーや蓄電池などのエネルギー源を統合・制御するVPP(バーチャルパワープラント)を構築する。

電力自由化を経験した東電PGの知見を活かす
東京電力PGはこれまで送配電事業において、設備計画や構築および運用、再生可能エネルギーの導入などのノウハウを培ってきた。

国立成功大学は、日本では電力の小売全面自由化が先行し、2020年には送配電分野が法的に分離される予定であることにも注目している。

東電PGは今後サルン地区でのエネルギー管理やコミュニティにおける生活の質向上に取り組むとともに、台湾政府の再エネ導入促進に貢献していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

東電PG リリース
http://www.tepco.co.jp/

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