2019年問題に対応した電力買取サービス
株式会社スマートテックは6月26日、太陽光発電の固定価格での買い取り期間が終了(卒FIT)する2019年問題に対応した電力買取サービス「スマートFIT」の先行受け付けを、同日から開始したと発表した。
この買取対象となるのは、東北・東京・中部・関西・中国・九州の6電力管内となり、当面は2019年に卒FITを迎える世帯となるが、2019年以降の買取にも順次対応するとしている。
2019年問題として、太陽光発電による余剰電力は、当初の10年間を超えるとFIT価格の適用がなくなり、新たな売電先との契約を結ばない限り、無償で電力会社に提供せざるを得なくなる恐れがある。
この対象は約53万世帯となり、「スマートFIT」は、こうした世帯に対して安心を提供すべく生まれたとしている。
9月25日までの期間限定で増額キャンペーン
なお、同サービスの開始を記念し、9月25日までの期間限定にて、買取価格10円/kWh(通常は8円/kWh)での増額キャンペーンを行う。この契約期間は、買取開始から2年間となり、それ以降は1年毎の自動更新となっている。
これへの申込みを行うと、10年の高額買取が終わった後の売電先を同社に切り替えることができる。また、2020年に卒FITを迎える世帯も先行して受け付ける。
この買取対象は、6電力の管内毎に各1,000棟(先着順)となり、合計6,000棟となる。ただし、適用となるのは、太陽光発電での設備容量が10kWh未満で、固定価格買取が2021年3月末までに終了する世帯としている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社スマートテック プレスリリース
http://www.smart-tech.co.jp/documents/「スマートFIT」申込専用サイト
https://www.smart-tech.co.jp/smartfit_lp/