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関電工、「前橋バイオマス発電所」が完成し営業運転を開始

  • 2018年5月3日
  • エネクトニュース
初の前橋バイオマス発電所が運転開始
株式会社関電工は4月25日、同社と株式会社トーセンが出資する前橋バイオマス発電株式会社が群馬県前橋市に建設していた「前橋バイオマス発電所」がこのほど完成し、3月4日に営業運転を開始したと発表した。

同社は今回、太陽光、風力、小水力に続く再生可能エネルギー発電事業として木質バイオマス発電事業に取り組み、これまで使用用途がなく森林内に放置されていた未利用資源等を発電所で活用する。

この発電所は、前橋市苗ケ島町2550-2に位置していて、燃焼効率の高いボイラーで燃料チップを燃焼することで得られた熱で蒸気を発生させ、この蒸気でタービン発電機を駆動して発電するもので、最大出力は6,750kWとなる。

これに用いる燃料は、群馬県の森林組合等を通じて調達した間伐材および製材端材約8万t/年としている。

同所での発電量は、一般家庭約8,700世帯分の年間消費電力量に相当する4,300万kWh/年を見込み、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を活用し、今後20年に亘って発電を継続する予定としている。

再生可能エネルギー発電で地球温暖化防止に貢献
なお、営業運転開始に伴い4月24日に同発電所敷地内にて、関係者出席のもと、完成披露式を行ったという。

また今後は、群馬県の林業振興と雇用創出など、地域活性化の一助となることを目指すほか、地域資源循環型の再生可能エネルギー発電に取り組み、地球温暖化防止に貢献していくとしている。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社関電工 プレスリリース
https://www.kandenko.co.jp/news/2422

 

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