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住友商事、福島県南相馬市の太陽光発電所建設工事完了し商業運転開始

  • 2018年4月15日
  • エネクトニュース
太陽光発電所の建設工事完了し商業運転を開始
住友商事株式会社は4月13日、福島県南相馬市の真野・右田・海老地区にて、「ソーラーパワー南相馬・鹿島株式会社」(SPC、同社と住友商事東北株式会社の2社が出資)を通じて開発中だった太陽光発電事業の発電所建設工事が完了し、3月20日に商業運転を開始したと発表した。

この事業は、南相馬市が所有する東日本大震災の被災地(約110ヘクタール)に、約22万枚の太陽光パネルを設置して発電容量59.9MWのメガソーラー発電事業で、福島県では最大規模となる。

総事業費は、約220億円となり、事業により発電する電力は、一般家庭約2万世帯の使用電力量に相当するとともに、固定価格買取制度を活用し小売電気事業者に売電する。

なおこの事業では、東芝エネルギーシステムズ株式会社と大成建設株式会社が設計・調達・建設業務を担当した。またSPCへの融資は、株式会社みずほ銀行がアレンジャー(幹事行)として組成した金融機関団が行った。

再エネ導入比率をほぼ100%とする目標の取り組み
南相馬市は、「南相馬市再生可能エネルギー推進ビジョン」を2012年10月に策定し、2030年には市内の消費電力量に対する再エネ導入比率をほぼ100%とすることを目標としていて、この事業は目標達成に向けた重要な取り組みのひとつとなる。

また同社は、南相馬市原町東地区でも発電容量32.3MWの太陽光発電設備を建設中で、2018年12月の商業運転開始を目指している。

このほか、世界各地で再生可能エネルギー発電の事業開発・運営を積極的に図っており、持分発電容量は1,000MWに達しているという。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

住友商事株式会社 プレスリリース
https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/news/release/

 

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