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トヨタ、燃料電池バス「SORA」を販売開始

  • 2018年3月29日
  • エネクトニュース
2020年に向けて東京を中心に100台以上
トヨタ自動車株式会社(以下「トヨタ」)は3月28日、同社の燃料電池バス「SORA」が国内で初めてFCバスとしての型式認証を取得し、3月7日から販売を開始したと発表した。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、今後東京を中心に100台以上のFCバスの導入が予定されている。市街地を走行するFCバスが増加するにつれ、一般社会からの理解が高まっていくことが期待される。

SORAは走行時にCO2や環境負荷物質を排出せず、騒音や振動が少ない快適な乗り心地を実現した。大容量の外部給電システムを搭載しており、災害時には電源としての利用が可能だ。

人を中心に考えたユニバーサルデザイン
車内には未使用時、自動的に格納されるシートを採用し、ベビーカーや車椅子利用者の利便性に備えた。車内外には高性能のカメラを備え、バス停車時に周囲の歩行者の存在を運転席に音と画像で知らせるなど、安全性の向上を図った。

また、穏やかな発進を可能にする加速制御機能も採用した。

トヨタは自動車会社からモビリティサービス会社への変革を目指し、SORAの開発においても、乗客に移動の自由を提供し街のアイコンとして親しまれるデザインを追求している。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

トヨタ リリース
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/corporate/21862392.html

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