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東電FPが富津火力発電所で7軸目の工事を完了

  • 2018年3月15日
  • エネクトニュース
2号系列第2軸の発電設備が営業運転を再開
東京電力グループの東京電力フュエル&パワー株式会社(以下「東電FP」)は3月13日、千葉県富津市にある火力発電所の2号系列第2軸の発電設備が取り替え工事を完了し、営業運転を再開したと発表した。

富津火力発電所は東電FPが運営する天然ガス焚きの発電所の一つで、1号系列から4号系列まで合計21軸の発電設備があり、最大出力は516万kW。進行中の取り替え工事は1986年と1988年に運転開始した1号系列と2号系列の合計13軸(各16.5万kW)を対象として、ガスタービンの更新などを行っている。

今回の運転再開により、予定されていた13軸の取り替え工事のうち7軸が完了した。

発電効率が大幅にアップ、CO2排出量も削減
工事は発電効率の向上などを目的に行われ、2号系列第2軸の設備では47.2%から54.3%への向上を実現した。燃料費は年間で約12億円、CO2排出量も約6万トン削減の見込みだ。残りの6軸でも順次、取り替え作業を進めていく。

東電FPは引き続き、燃料費を削減して国際競争力のある電力を安定的に供給することを目指すとともに、福島の復興に向けて原資の創出に力を注いでいく方針だ。

(画像は東京電力公式ホームページより)


▼外部リンク

東電FP リリース
http://www.tepco.co.jp/

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