CO2ゼロメニュー導入で排出量ゼロを実現
株式会社エネットは、株式会社NTTファシリティーズの研究開発拠点である「NTTファシリティーズイノベーションセンター(新大橋ビル)」に、CO2排出係数ゼロを実現することが可能なプラン「グリーンメニュー」を導入したと発表した。
同センターは、高い省エネ性に快適性/知的生産性を兼ね備えた実証実験型オフィスで、自然エネルギーの積極的活用と、空調・電源・IoTの最新技術導入により一般オフィスビルと比べて60%の一次エネルギー消費量削減を達成している。
そして今回の「グリーンメニュー」導入により、エネルギー起因によるCO2排出量ゼロを実現したとのこと。
いま世界的には、温暖化の新しい国際的枠組みとなる「パリ協定」が発足したものの、温暖化対策が喫緊の課題となっている。日本でも企業のCO2排出量削減が加速する中、高まるCO2削減ニーズに応えるものとして、低CO2メニューが期待されている。
同社はこれまで、LNG火力以外に水力発電やバイオマス発電といった再生可能エネルギーの調達に注力し、全国の法人顧客に対してCO2排出係数の低い電気を供給してきており、現時点では、FIT対象となっていない小水力発電等のCO2排出係数がゼロの電気を活用した「グリーンメニュー」を、限定的に提供している。
顧客の低CO2ニーズへの対応を予定
今回、NTTファシリティーズの研究開発拠点「NTTファシリティーズイノベーションセンター」の要望に応え、「グリーンメニュー」を導入したもの。
今回の導入実績も踏まえ、今後は同社で確保しているFIT対象とはなっていない水力発電やバイオマス発電等の再生可能エネルギーを活用し、SBT認定やRE100加盟、温対法への対応等、顧客の低CO2ニーズに、さらに広く応えていく予定としている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社エネット プレスリリース
https://www.ennet.co.jp/news_/newsrelease/201803/(関連)NTTファシリティーズ記事
http://www.ntt-f.co.jp/profile/topics/2018/180313.html